坐骨神経痛の改善、治療方法

坐骨神経痛とは??

こんにちは!

愛媛県松山市のゆかい整体院長の
上杉光生です。

「坐骨神経痛と病院の先生に言われました。」
と言われる患者さんが非常に多いのですが、
今回は、この坐骨神経痛について掘り下げて説明していきたいと思います。

目次

坐骨神経痛とは病名ではなく症状名

そもそも「坐骨神経痛」とは症状の状態を表す症状名になります。

坐骨神経とは腰から骨盤、お尻を通って太ももを通って足の先までつながっているとても長い末梢神経ですが、

この坐骨神経が通っている所のいずれかに出る痛みやしびれなどの症状を総称していう言葉です。

したがって病名ではありません。

病院の先生に坐骨神経痛と言われたら、

何からくる坐骨神経痛なのかを特定しないといけません。

坐骨神経痛は症状そのものを表していますので、
それだけでは原因が特定されていません。

改善させるためには原因を特定する必要があります。

なお坐骨神経痛の原因は腰だけに限らず、内臓疾患からくるものや心因性からくるものもあります。

そこでヒントになるのが

坐骨神経痛症状がどのように出ているのかがポイントになります。

坐骨神経とは?

坐骨神経とは、先述した通り

腰椎から骨盤、坐骨を通りおしりの筋肉を抜け足の先まで走っている末梢神経のひとつです。

坐骨神経はとても長く、下記の図のように膝付近から、総腓骨神経(そうひこつしんけい)と、脛骨神経(けいひこつしんけい)に分かれ足の先まで走っています。

坐骨神経

ちなみに、
脳と背骨(脊柱)の中を通っている神経が脊髄で、これらを中枢神経と呼びます。

そして中枢神経から体の各パーツ、部分部分につながっているのが末梢神経です。

末梢神経は、体を動かす命令を送ったりする運動神経、温度などの感覚を感じたりする感覚神経、意志でコントロールできない身体機能の調整を担う自律神経といった3つの神経から構成されています。

運動神経: 体や内臓の筋肉の動きを指令するために信号を伝える神経の総称。

感覚神経: 体や内臓の感覚を送受信するために信号を伝える神経の総称。

自律神経: 内臓、血管、分泌腺などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経の総称。 

坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛の症状は身体のいたるところに出ますが

症状が出る場所として

  • お尻
  • 太もも
  • ひざの裏
  • すね
  • ふくらはぎ
  • 足のウラ・足先

などが挙げられます。そして原因となる疾患によっても症状も様々です。

お尻から太ももの裏・ふくらはぎ、向う脛、そして足にかけてにかけて現れる、痛み・しびれ・張り・感覚まひ・ 冷感や熱感・締めつけられているような感じなどの症状。

これが足の一部分であったり脚全体であったりします。
症状が進行すると、居ても立っても居られないほどに悪化してしまいます。

もしかすると自分にも当てはまりそうだなと思われましたら

以下のチェックリストで自分の症状が当てはまるかチェックしてみましょう。

  • 長距離を歩くと下半身が痛み・しびれが出る
  • 前屈・前かがみをするのがつらい
  • 上半身を後ろに反らすとつらい
  • 運動・スポーツ時に痛み・しびれが出る
  • 腰やお尻を押さえると痛みが出るか逆に消失するポイントがある
  • 長時間座り続けることが辛い

このチェックリストで複数あてはまる場合もあります。
もしあるようであれば病院受診することをおすすめします。

さらに尿失禁や頻尿など、排尿障害
など、しびれや痛みだけではない症状が出ている場合は、重度の腰椎疾患が疑われます。
早めの病院受診と検査をすすめます。

病院は何科にかかれば良いか

坐骨神経痛の場合は、一般的に

整形外科の受診になりますが、

坐骨神経症状の中には
末梢神経障害の場合もあります。

例えば、さきほどの上記のチェックリストに当てはまる方で

下肢の冷感・足が冷たいといった方や

  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞

の既往歴がある方や

糖尿病で動脈硬化を言われたことがある方の場合は

末梢神経障害に当てはまるケースがありますので、
この場合は、血管外科や循環器内科 の受診を
検討する必要があります。

病院行くべきかそれとも整骨院?

病院受診をする事で、
最悪、重症化する恐れのある症状をいち早く
判別できるので

未然に防ぐ意味で受診をおすすめします。

そこでの診断を受けたうえで
とくに脊柱管狭窄症やヘルニアといった
重篤な病名の診断もなく

湿布や痛み止めのお薬。あるいは運動療法・物理療法での
経過観察になったのであれば

そこではじめて整骨院や整体院
検討することができます。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛の症状を引き起こす原因として、
大きく以下の3つに分けられることが多いです。

その1:腰椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニア
椎間板が後方に飛び出て、
神経を圧迫している図。

上記の図のように、

腰椎には5個の椎体(椎骨)があり
上下の椎体の間にはクッションの役割をする
「椎間板(ついかんばん)」が挟まれています。

その椎間板の真ん中には
「髄核(ずいかく)」と呼ばれる部分があり、

何らかの原因でこの髄核が外に押し出され、
後方を通っている神経が圧迫されることで痛みやしびれが起こります。

そして神経が圧迫されている場所によって、
お尻から足先にかけての痛み・しびれが出る範囲も異なってきます。

これに関しては
下のデルマトーム 神経支配図が参考になるのですが、
痛み・しびれの領域によって
腰椎のどのあたりのヘルニアが疑われるのかが分かります。

デルマトーム 神経支配図

例えば、 向こう脛(むこうずね)
下腿の前側にしびれがあるとしたら、

L5と表記されていますので
腰椎の第4腰椎と第5腰椎の間から出ている
第5腰椎神経根が圧迫されているのだなとわかります。

その2:腰部脊柱管狭窄症

ヘルニアについては
椎体と椎体の間に挟まっている椎間板or髄核が
飛び出て神経を圧迫していましたが、

腰椎脊柱管狭窄症の場合は、
神経の通り道である「脊柱管」が狭くなり
神経を圧迫しているものになります。

脊柱管狭窄症

前方(上の図で言うところの上方向)には椎体・椎間板、
後方 (上の図でいうところの下方向) には椎弓や椎間関節があります。

そして真ん中の空間・隙間が「脊柱管」になり
ここを神経が通っています。

脊柱管狭窄症にはさまざまなタイプがありますが、
一番多いのは上の図の左側の「狭窄」のように
黄色靱帯が分厚く(肥厚)なり脊柱管の隙間を狭めて神経を圧迫してしまうタイプです。

ちなみに腰部脊柱管狭窄症はどちらかと言うと
若年層よりも高齢者層に多くみられます。

症状としては、
しばらく歩くと足がしびれてきて、
座って休むことで回復してまた歩けるようになる。
※間欠性跛行(かんけつせいはこう)という症状を起こしていきます。

腰を伸ばすと脊柱管が狭くなり、
座ったり背中を丸くすると脊柱管が少し広がりますので、

歩くときは背中が伸びて脊柱管が狭くなって辛い。

座って背中を丸くして休むと症状が解放されて、楽になります。

そして再び歩けるようになります。

腰部脊柱管狭窄症は、
背中を伸ばすと症状が出やすくなり逆に背中を丸く・かがめると楽になるのが特徴です。

その3:筋肉の梨状筋からくる梨状筋症候群

上記の1.ヘルニアと2.脊柱管狭窄症は、
「脊柱管」由来の症状でしたが、

今度の梨状筋症候群は筋肉の「梨状筋」に由来する症状になります。
まず梨状筋がどこにあるかと言うと↓

このように骨盤の内側(仙骨の前面)から大腿骨の大転子部にかけてついている筋肉です。

そして、坐骨神経との位置関係を見ていただくと↓

坐骨神経・梨状筋

梨状筋の前側を坐骨神経が走っています。

そして坐骨神経は矢印のように太ももの裏を通り
ふくらはぎ、そして足先まで伸びています。

この梨状筋が何かしらの原因で硬くなり坐骨神経を圧迫すると、
そこから下に走っている神経領域において痛み・しびれを生じます。

これを梨状筋症候群と言います。

その他の原因となるもの

腰椎分離症(ようついぶんりしょう)と 分離すべり症(ぶんりすべりしょう)

腰椎に負担がかかることで発症する疲労骨折。
椎弓(ついきゅう)と呼ばれる腰椎の後方部分が分離した状態のことを言います。

腰椎分離症(ようついぶんりしょう)

変形性腰椎症(へんけいせいようついしょう)  

脊椎の椎体と椎体の間にある椎間板が変形して飛び出たり、
椎体自体に骨の突出ができ形が変形して、
神経や脊髄が圧迫されて痛みなどが起こる。

脊椎炎(せきついえん)・脊椎カリエス(せきついかりえす)  

感染した細菌が血液にのって脊椎(背骨)に運ばれることで化膿する病気。

妊娠中の妊婦

女性の身体は妊娠すると
出産時にスムーズに赤ちゃんが出るようにするために、

リラキシンという女性ホルモンを出して、
骨盤を少しずつ開きやすく調整していっています。

しかし、骨盤が変化していくあまりに神経を圧迫したりと
腰痛、坐骨神経痛の原因となることがあります。

また妊婦に関連しては、
ホルモンバランスが崩れて痛み・しびれが感じやすくなったり、
あるいは精神的に不安定なため痛みを感じやすくなるということも挙げられます。

腫瘍、癌

腰椎腫瘍:他の部分にあった癌が転移した転移性腫瘍と、もともと腰椎の原発性の腫瘍が腰椎の神経根や馬尾を圧迫して出たもの。馬尾腫瘍。

骨盤内の腫瘍:骨盤内の腫瘍(直腸がん・膀胱がん)からの神経圧迫など。

内臓の病気から起こるもの

内臓の疾患による肥大化で内臓が腰部を圧迫し、体性内臓反射として腰痛や坐骨神経痛を引き起こすもの。

坐骨神経痛を引き起こす内臓疾患としては、以下のようなものがあります。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、 膵臓炎(すいぞうえん) 、 尿路結石、胆石 ・腎石 、胆嚢炎(たんのうえん) 腎臓疾患などがあります。

上記以外にも、外傷による圧迫、帯状疱疹、 アルコール依存症、糖尿病、下肢の動脈閉塞、子宮筋腫・子宮内膜症などの婦人科疾患、喫煙、ストレス、肥満なども原因として坐骨神経痛を引き起こす場合があります。

坐骨神経痛に効くお薬は?

お薬を服用する前に知っておきたいのは
あくまでもお薬は痛みを和らげる治療であって
薬で病気を治すという事はではないということです。

痛みが和らぐ事で不安が取れて気持ちが前向きになったり、
活動的になれることから、
身体を動かさないことの悪循環を防ぐ事が期待できます。

病院の整形外科で診てもらうと運動療法や電気治療もしくは
痛み止めの処方が多くみられます。

そこで処方される痛み止めは
「ロキソニン」、「リリカ」、「セレコックス」
などの痛み止め薬が多いようです。

痛み止め「リリカ」について

「リリカ(成分名:プレガバリン)」は主に神経が原因となる痛み
に対して処方されるお薬になります。

例えば、 痛覚(痛みの感覚)過敏であったり、
神経が損傷されたときの神経の痛み。

「リリカ」は このような神経性の痛みに作用する薬として効果を発揮します。

例えば、帯状疱疹の後遺症や糖尿病性神経障害などの
神経性のしびれや痛みに対しても、

「リリカ」のような神経障害に特化した鎮痛薬が処方されています。

「リリカ」 の副作用

「リリカ」で特に注意が必要なものとして
眠気やふらつきなどがあります。

特に高齢者や腎機能が低下している人などに使う場合は要注意で
特にめまいやふらつきからの転倒の危険性が高くなるので注意が必要です。

また、 「リリカ」 の副作用として他にも
頭痛や不眠、便秘や浮腫(むくみ)なども挙げられています。

稀にですが心不全や腎障害などの報告もあり注意が必要とされています。

「ロキソニン」について

一般的に「痛み止め」と言われている薬の多くは
この ロキソプロフェンは非ステロイド性抗炎症薬(通称:NSAIDs エヌセイズ)に分類されます。

そしてよく耳にするロキソニン(成分名:ロキソプロフェンナトリウム水和物)はNSAIDsのひとつです。

NSAIDsは炎症を抑え、痛みを軽くする効果がありますので
炎症が原因となる痛みに対して処方されるお薬になります。

したがって炎症ではなく神経に原因がある痛みには一般的に効きにくいとされます。
ここで坐骨神経痛の症状に適応されるか否かの分かれ目になるのですが

腰椎部の損傷による炎症が由来であれば効果的ですが

神経圧迫など神経部分の原因であれば全く効果がなくなります。
このあたりを判断して処方されることとなります。

もちろん「 ロキソニン 」についても
副作用が全くないわけではなく、
服用する人によっては重篤な副作用がでてしまう可能性もあります。

「ロキソニン」の副作用

ここでは主に副作用についていくつかを例に述べていきます。

「ロキソニン」よく言われているのが
胃痛や腹痛、胸やけなどの消化器症状です。

ほかには喘息などの気管支症状。

また、腎機能へ影響を与える可能性もあり
急性腎障害(急性腎不全)、高カリウム血症、間質性腎炎、ネフローゼ症候群
などがあらわれる可能性があります。

ただ薬剤を適切に使用している場合では非常に稀とされています。
しかし元々腎機能が低下している方には特に要注意となっています。

そのほかにも肝機能障害 、過敏症、うっ血性心不全など
非常に稀とされていますが要注意とされています。

最近では新たに「小腸・大腸の狭窄・閉塞」も追記されています。
※ 注意すべき副作用(医療用医薬品の添付文書における重大な副作用)

今回は「リリカ」「ロキソニン」を代表に挙げましたが
くれぐれも市販の薬で自己判断で服用するのではなく

医師や薬剤師などに相談するという事が大事で

且つ、副作用にも注意しつつ自身に合う薬かどうかみながら
適切に扱うことが重要になります。

したがって、痛み止めのお薬を安易に服用することは
絶対におやめください。

痛み止めの薬は効くのか?

これまで痛み止め薬の作用と副作用について
述べていきましたが、最初に
「あくまでもお薬は痛みを和らげる治療であって
薬で病気を治すという事はではないということです。 」
と言いました。

整形外科においても説明されるのは
坐骨神経が圧迫され痛みが発生しているといった内容かと思います。

しかし、先ほどにも出てきた痛み止め薬は

炎症を抑えるものや
神経性の痛みに効くものではあるが

坐骨神経痛の原因そのものを
解消させる効果がある成分は入っていません。

痛みを抑えるのみで
根本原因から改善させるということについては
何もしていない事になります。

湿布をよく出ますが同じです。
腰の痛みやシビレの原因は分からないが
症状が出ているものを抑えるために湿布を貼ったりします。

もちろん、湿布もおなじく
症状を抑えるだけで根本の原因を取り除いていない為、
根本から改善せず

改善しても再発の可能性が高いです。

あくまで痛みを和らげる治療であること
それが坐骨神経痛における薬物療法となります。

よくある病院での坐骨神経痛の治療

基本的には保存療法で、
薬物療法や物理療法・理学療法などが行われますが、

痛みがひどくてコントロールできない場合や
膀胱や直腸などに別の障害があらわれた場合、
排尿障害がある場合には手術が必要になります。

それ以外であれば、病院でやることと言えば
ほとんど多くが以下のメニューになるのではないかと思います。

物理療法のの電気治療は、
SSPを使ったり干渉波や低周波の電気を患部に当てて10~15分くらいでしょうか?

温熱療法ではホットパックを患部に当てて温めながら痛み・しびれを和らげるというもの。

腰の牽引は腰を引っ張る牽引器をつかって腰を引っ張り痛み・しびれを和らげるというもの。

痛みやしびれが出ている患部をマッサージをしたり
股関節や膝関節などの関節の可動域訓練をして
痛み・しびれを和らげるというもの。

痛み止めに関しては前述したとおりです。

これらのように痛み・しびれが出ている患部に直接、治療を行うことは
すべて対症療法です。

対症療法であり根本治療ができていません。

原因は患部ではなく
坐骨神経痛の症状の痛み・しびれが出ている部位以外のところに
あることがほとんどです。

したがって上記のメニューで改善しなかったら
別の方法で改善させていかないといけません。

当院での坐骨神経痛の施術

通常の腰痛の方であれば、普通に時間をとってカウンセリングをしながら痛みの原因を探っていくのですが、

坐骨神経痛の場合は、「身動きがとりずらい。」「楽な姿勢が限られている。」そしてなにより「今すぐ!この痛みをなんとかして!」っていう方は座ってお話しするのも大変です。

最小限の確認事項が確認出来たらすぐに取り掛かります。

よく痛み・しびれで訴えるケースで多いのが上記③の梨状筋症候群です。次いで①の腰椎椎間板ヘルニア、そして②の脊柱管狭窄症の順で多くなっています。

この痛み・しびれの場所というのは、なにか原因があっての結果(=痛み・しびれ)である為、痛みを引き起こす原因がどこにあるかを探します。

梨状筋症候群で坐骨神経痛になった際は、梨状筋が硬くなって神経を圧迫しているのでこの梨状筋の硬さをの緩めるのですがこれは原因ではありません。これも結果です。

梨状筋の硬さを緩めて、楽にはなるのですが、原因は別のところにあるため再発の恐れが大いにあります。

また、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎脊柱管狭窄症においては腰椎部による神経圧迫ですが、 原因があっての結果(=腰椎部の神経圧迫による痛み・しびれ)である為、この結果を引き起こす原因がどこにあるかを探します。

これらの3つのパターンの坐骨神経痛に共通して言えることは、原因は生活習慣にある。これがほとんどであるといえます。

これら原因をカウンセリングでお話を聞きながら見つけていくこととなります。

痛み・しびれの直接の原因が、固くなっている筋肉であるとした場合、その筋肉を緩めるのはもちろんですが、根本の原因から改善していくためには生活習慣から変えていかないといけません。例えば梨状筋症候群の場合においても、硬くなった梨状筋を緩めるだけで、これまでの生活習慣が変わらない限り再発する可能性が大です。

マッサージは悪化させてしまうケースがあります

しかし今、痛み・しびれで大変な思いをしているのに生活習慣を変えるといっても時間がかかりすぎます。今、出ている痛みやしびれを何とかしたいがために来院されています。したがって、これらの症状を軽減させることから始めます。

梨状筋症候群の場合であれば梨状筋が硬いからと
マッサージをしがちなのですが、

マッサージをしてもらうと
直後は筋肉がほぐれて楽になったように感じるかもしれません。

しかし、多くの整体院や接骨院などで行われているような、
痛いところやその周り、下半身等を揉んだり押さえたりのマッサージ行為は、
一時的に楽になったように感じるかもしれませんが 、

実は筋繊維を壊して
脱力感で楽になっているように錯覚している
だけなので、
本当に緩んでいるとは言い難いのです。

逆にそうやって壊された筋繊維と言うのは
修復過程において、より強固になって戻ろうとします。

骨折して修復した後の骨のゴツさ
切り傷の跡の修復後の傷口など
見てもらっても分かる通り
より太くよりゴツくなって治っていますよね。

これが筋繊維であった場合、
必要な柔軟性が乏しく硬くなった筋繊維に戻ってしまう恐れがあります。

そのようなリスクを減らして
筋肉をゆるめるためにどのようなことをすればよいかと言うと

筋肉の循環を良くすることです。

血液やリンパといった体液の流れ・循環を良くすることです。

通常、筋肉は身体を動かし筋肉を収縮・弛緩(伸びたり縮んだり)させることで
循環が良くなり筋肉は緩んでいき柔らかくなっていきます。

厳密には筋肉を動かしていきながら柔らかくしていくのですが、

それも時間がかかりますので当院では、
それプラス畑中式メディカルテーピングなどを用いて施術をおこなっていくこととなります。

梨状筋ストレッチで悪化させる方もいます

また、ストレッチをしがちでもあります。

梨状筋症候群からくる坐骨神経痛の場合は、
梨状筋の硬さから坐骨神経を圧迫しているので

よく梨状筋をストレッチして伸ばしてやろうとしがちなのですが、
残念ながら、当院では基本的にはストレッチを推奨していません。


なぜかというと、
ストレッチをすることで梨状筋症候群を悪化させるリスクがあるためです。

でも、なぜ梨状筋症候群はストレッチで悪化させてしまうのでしょうか?

梨状筋症候群と言うのは
坐骨神経が圧迫されたり引っ張られる事で痛み・しびれを生じています。

そのような坐骨神経が圧迫されているであろう状態からストレッチをされると
より一層、圧迫や引っ張りの力が坐骨神経に加わる可能性が大きいのです。

そのため、ストレッチをして逆に悪化させてしまう方が多いのです。

ですので、梨状筋症候群の梨状筋だからと言ってストレッチを
安易に行う事は逆効果になる恐れがあり非常に危険なことです。

お身体の状態を見て、
やりながらストレッチが本当に適応なのか見極める必要があります。

当院は畑中式メディカルテーピングで坐骨神経痛を改善

当院では畑中式メディカルテーピングで改善させます。

ただしテーピングといっても

引っ張って貼ったり締め付けたり固定をするような貼り方ではなく
畑中式の独自の貼り方をします。

これにより循環が良くなり
血流量が増え酸素と栄養、リンパ液が行きわたり
筋肉が緩まる
ようになります。

逆に引っ張ったり締め付けたり固定するような貼り方をしていては、
かえって筋肉への循環が阻害されてしまい

筋肉はやせ衰えてしまいますので厳禁です。

※ちなみに湿布とは異なりテープ自体に薬剤は入っていません。
ただの伸縮性のあるテープでありこの伸縮性を利用した施術で行っています。

しかも、
この畑中式メディカルテーピングが
他のテーピングやコルセットと大きく異なるのは、

ターゲットとなっている筋肉の自然治癒・回復を促進させているという事です。
他のように補助をしているわけではないので筋肉が痩せ衰えていくことはありません。

よく、コルセットサポーターをつけていると
筋力が落ちてやせ衰えていく現象がみられますが、

それは筋肉の働きをこれら コルセットやサポーター が代わりに行うためです。

サポーターやコルセットを使えば使うほど、
筋肉は動き働く機会を失うので、ますますやせ衰えてしまうのです。

畑中式メディカルテーピングは、
筋肉の血流を促進させ本来のあるべき筋肉に戻すだけでなく、
適切な運動も併用していくことで、

より安定した筋肉へ戻していくことができます。


しかし、
ただ貼るだけではなくターゲットとなる筋肉が緩み
チカラが発揮できるようになっているかを

身体を動かしてもらって検査も行います。

癒快グループにて梨状筋テープを貼る練習風景。
梨状筋は細い筋肉なので数ミリずれると効果が半減してしまいます。

筋肉を緩める方法:その他

YUKAI EXクリームで筋肉にアプローチ

当院では、
特別なクリームを塗った後にテープを貼っていくのですが 、
このクリームもテープ同様に筋肉を瞬時に緩める効果が出るもので、
肩こりや筋肉痛などにとても効果が出ています。

気になる方は声かけていただき、
試しに塗っていただくとその効果を実感できると思います。

ヒットマッサーで振動刺激

また、ヒットマッサーという器械を使って振動を与えていきながら緩めることもできます。
筋肉に振動刺激を加えていきながら

皮ふと皮下組織と筋膜、筋肉の間に流れる血液とリンパの流れを促進させていきます。
血流量の増加とリンパの流れが良くなることは

筋肉にとっては酸素と栄養が行きわたることができ
老廃物を流してくれていいことずくめなのです。

アクチベーターで関節のつまりを解放

腰椎同士の詰まりで動きが出ていなかったり、
ズレが生じている場合においてもアクチベーターを使用し、修正していきます。

骨盤の仙腸関節といった部位も関節であり、
ここの動きが制限されてロックしていると

股関節から下肢にかけての違和感を生じさせている
原因になってしまいます。

アクチベーターで関節の詰まりを一気に解放させます。

その他にも、
自動運動など様々な方法で緩めることは出来ますが、
あくまで原因である筋肉、椎体などターゲットを見誤らないことが肝心です。

原因を生じさせないための運動を

痛みやしびれが生じる原因が痛みやしびれが出ている以外の他の場所にもあるという事が分かったわけですが、これらの原因が再発しないためにも生活習慣を変えていく必要があります。

しかし、その生活習慣が、仕事上の長時間の同じ姿勢であったり、日常生活での繰り返しの作業であったり、どうしても避けられないことがほとんどであったりします。

そのような場合はこれらの生活習慣は続けながらも原因が再発されないような運動を新たにしていく必要があります。例えば原因になっていた筋肉が再び硬くならないようにする運動をおこなうなど。

そこで、その人その人の身体・生活習慣にあわせた運動を進めていく必要があります。

このような運動も当院ではマンツーマン指導で一緒に行っていきながら、
痛みを取り除くだけでなく

痛みが再び出にくい身体づくりをしていきます。

施術していて思うことは


治療を行って痛みが取れても
そのあと身体を動かさない人と

治療を行って痛みが取れたあとでも
できるだけ積極的に身体を動かすようにしていた人とでは

予後が異なるようです。

まったく身体を動かさないで
これまでと同じ生活習慣を過ごす人と言うのは

痛みが戻りやすいです。
つまりは、もともと痛みを引き起こしていた
生活習慣に戻ったのですから
身体が痛みの出やすい身体に
戻ろうとしているのは

想像に容易いのではないかと思います。

逆に
痛みが取れたあと
これまでの生活習慣と並行して
痛みが出やすい身体に戻らないための運動・体操を
おこなう人は

痛みが戻りにくくなっています。

なので、痛みを取るためにくるのはもちろんなのですが

来られている段階で

痛みが出やすい、
坐骨神経痛が出やすい体質であるわけですから

坐骨神経痛が出にくい体質に変えていく作業を
院に来てから

そしてもとの日常生活に戻てからも
引き続き行っていくことを

意識していく必要があることも
ご説明させていただいています。

坐骨神経痛での腰の痛みを
放置あるいは自己流に処置しないで

ぜひ一度、ゆかい整体 にご相談ください!

シェアしてくれるとうれしいです!

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