![](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/08/cd7115146d178ceb0aa7e4f84488565f.jpg)
四十肩五十肩の肩の痛みで、腕が上がらないなど悩みを持つ方で、これから治療を受ける、病院受診を考えている方、
すでに病院や接骨院などにかかっているものの、いまいち改善が乏しく悩んでいる方へ、
当院の四十肩五十肩の治療内容で改善される様子を知っていただき参考にして頂けたらと思います。
四十肩五十肩の痛みは痛みの場所に原因があるのではなく別のところにあることが非常に多いため、
本当の痛みの原因を知ることで、今後の治療方針にも役立てていただけるのではないかと思います。
実際に、この後紹介する四十肩五十肩の治療内容で改善させてきていますのでぜひ読み進めていただきたいと思います。
![施術後、腕が上がるようになりました。](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/08/87176256_2726832934104707_1563165630985666560_n.jpg)
今回の四十肩五十肩の悩みの内容
今回、四十肩五十肩の悩みで来られた方は、緊急SOSで
腕が動かない!
仕事にならない!
とのことで急遽、四十肩の治療をさせてもらいました。
腕が90度も上げられず
肩が回らない!
とのことでしたが、
畑中式メディカルテーピングで
肩がグルグルまわり腕も上がる様になりました。
この方の痛みの原因とは
実際のところ
どのようなことをやっていったのかを
今回はお話しさせていただきます。
肩甲骨の動き
まずは
肩甲骨の動きが乏しかったので
アクチベーターで
胸鎖関節と肩鎖関節の可動性を引き出しました。
![胸鎖関節と肩鎖関節](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/07/2e05271dbe1a3ea8b15eda6e19a7f99d.jpg)
これにより鎖骨の動きを良くして
鎖骨についている肩甲骨の動き、
可動性を引き出しました。
これだけも先ほどに比べて肩の動きが出てきました。
小胸筋
今度は、肩甲骨と胸郭を結ぶ小胸筋にテープを貼り、より肩甲骨の可動性を促します。
![小胸筋](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/07/a9b472dea65004622158db18a6d98e32.jpg)
烏口腕筋
そして腕を上げるときに烏口腕筋が痛かったので烏口腕筋にも貼りました。
![烏口腕筋](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/08/ukouwankin2.png)
小円筋
そして後ろで腕を上げるのを邪魔している
小円筋にも貼ります。
![小円筋](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/07/43a0a5b30c69144e2a4084e22320182e.jpg)
これですこしずつ腕が上がりだしましたが、
全然、痛みは引きません。
僧帽筋下部線維
そこで、僧帽筋下部線維に貼り
肩甲骨の上方回旋を促します。
![四十肩五十肩の原因の一つ僧帽筋](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/08/23218608-724x1024.jpg)
大小菱形筋
さらに上方回旋を引き出すために
菱形筋の伸張を促すために大小菱形筋にも貼ります。
![四十肩五十肩の原因の一つ菱形筋](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/08/23438897-724x1024.jpg)
棘上筋
これで腕が前方から上に向けて上がるようになりましたが、
痛みが残っていることと、
肩をぐるぐる回せない状態でした。
特に肩関節の外転時に強く痛みあり、
そこで棘上筋に貼っていくと、
だいぶ肩関節、上腕骨頭の引き込みが
上手にできるようになったのか
痛みが和らぎ肩関節の外転運動も引っかかりがなく
スムーズにできるようになってきました。
![四十肩五十肩の原因の一つ棘上筋](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/07/2653ea313f4ff3c3dc35897c5e39753f.jpg)
まだ
肩甲骨と上腕の動きがスムーズではなかったので、
棘下筋にも貼っていきました。
広背筋
だいぶ痛みが取れてきて
肩ぐるぐるも出てきているのですがまだ十分とは言えません。
触ると
広背筋の上腕骨付近の硬さがみられていたので
広背筋にも貼り、だいぶ動きが制限が取れてきました。
しかし、
まだ肘を後方に引くときに引っ張られ感があるとのことで、
大胸筋の胸肋部あたりに貼ったところで、
完全に痛み可動性が戻った感じになりました。
ここまでが施術の一部始終になります。
やってはいけないこと
ご覧の通り、当院の施術において肩をもんだり押さえたりはしていません。
当院は全部、テーピングが主体です。
所々、筋肉の硬さを緩めるため、あるいは活性化のためにヒットマッサーで振動を与えテープの相乗効果をアップさせることなどは行っています。振動で血流を良くさせるものです。
よく揉んだり押さえる施術がありますが、揉んで楽になるのは気のせいです。
詳細は以下の関連記事ページ内の「オフセット鎮痛」にて説明しています。
じつは…。
本人曰く、四十肩五十肩になってしまうような心あたりはなく、2週間前くらいに寝てて肩回りに違和感を感じていたものの気にも留めず、今日まで仕事をしていたところ、今日になって急に腕が上がらなかったそうです。
ちなみにここに来る前に、職場のスタッフにしっかり揉んでもらったら悪化したそうです。
この様に揉んだり押さえたりして筋肉には良いことなどないのです。
四十肩・五十肩で腕が上がらないからといって、揉んだりしたならば大変なことになりますので、くれぐれも気を付けてください。
以上になりますが
当院ではこのような感じで、患者さんの筋肉の状態、骨関節の状態、全身のバランス調整を見ながら一つ一つひも解くようにしながら治療をしていきますので、保険診療の10分~15分そこそこの治療では残念ながらできません。
初診はカウンセリングから触診などの検査も含めていきますので90分ほどお時間を頂き、しっかり根本原因を探しながら改善させるべく進めていきます。
四十肩五十肩の治療の様子
![四十肩五十肩ですこし腕が上がりだしたところ](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/08/87026389_2726832850771382_5419231443073105920_n.jpg)
↑ 少し腕が上がりだしたところ
![四十肩五十肩にヒットマッサー](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/08/87033793_2726832857438048_360391539031015424_n.jpg)
↑ヒットマッサーで筋の活性化を促しています
![施術後、腕がしっかりと上がるようになりました。](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/08/87176256_2726832934104707_1563165630985666560_n.jpg)
↑しっかり上がり、
肩もグルグル回せるようになりました。
もし四十肩・五十肩でお悩みなら
ぜひ一度、ゆかい整体 にご相談ください!
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