肩こりの当院の対処法

肩こりの症状チェック

肩こりは、首から肩、そして背中にかけて、張った感じやこわばった感じ、痛みやひどい時は頭痛から吐き気をもよおすときもあります。また、腕から手にかけてのしびれなどもあります。

肩こりを起こしている筋肉は首の筋肉から肩の筋肉背中まで様々ですが、首の後ろから肩、背中にかけて広くついている僧帽筋がメインになっていることが多いです。また、肩こりからくる眼精疲労の原因になりやすいのが後頭下筋です。
その他にも斜角筋胸鎖乳突筋、頭半棘筋や頭・頚板状筋、肩甲挙筋、棘上・棘下筋、大小菱形筋などの硬さ張りからくる肩こりも多いです。

なぜ肩コリ?原因とは

首や肩まわりの筋肉と言うのは、ボーリングの重さほどあるという重さの頭を首や肩で支えており、またデスクワークやスマホの時の不良姿勢のように姿勢によっては頭が前にもたげていて、より支える筋肉の負荷が大きくなった姿勢で長時間続けるあまりに、緊張状態が続いた筋肉に疲労物質がたまり硬くなってしまいます。

また緊張状態の持続によって、筋肉の間を張り巡らされている血管は圧迫され血液の循環が悪くなります。

血液は酸素栄養分を運んでくれる仕事をしていますが、循環が悪くなり筋肉にとって必要なそれらが届きにくくなってさらに疲労をおこしやすくなるという悪循環を生じてしまいます。それが筋肉のコリや痛みを生じさせていく結果となります。

筋肉の緊張によって血管の圧迫だけでなく神経の圧迫も生じることもあり、しびれを生じさせてしまうこともあります。

肩こり・痛みの発生プロセス

肩こりと病気の関係

肩こりは上記のように首肩周りの筋肉の緊張からくるものもあれば、他の病気からくる肩こりもあります。

例えば、高血圧、 低血圧、貧血などがあるときは肩こりを起こしやすくなります。

また、心臓の病気である心筋梗塞 、狭心症で胸の締め付けと同時に肩や背中に痛みを感じたりします。

そのほか、視力の低下で見えにくい時や、虫歯など歯のかみ合わせが悪いときなど肩に力が入ってしまいやすい状態などが原因で肩こりになっている場合もあります。

そしてストレスからくる肩こりもあります。

これらの病気からくる肩こりは、病気が原因であるため肩こり改善のためにはこれらの病気を治療することが解決策となります。

肩こりに効く薬とは?

この薬を飲めむことで肩こりが治るといった肩こりの薬というものは今のところありません。

ただ、これを服用すると肩こりが軽減するように感じられる薬はあります。

そのうちの一つが葛根湯(かっこんとう)です。風邪のひき初めに飲まれる漢方薬ですが、個人差はあります。全員が効くわけではありません。

そして、これはおすすめはしないのですが、病院では処方されているのは痛み止めのお薬です。例えば、 カロナールロキソニンなどです。これらはけっこうきついお薬です。そして副作用もありますのでお勧めしません。

これら挙げられたお薬と言うのは、肩の凝りを軽減させてくれますが、一時的なものにすぎません。根本原因に働きかけるわけではないので、痛いものにフタをするような対症療法に留まってしまいます。

したがって、ほかの改善方法をやっても改善しない。そしていまこの痛みや苦しみを何とかしたいという時だけに服用するにとどめておき、とりあえず的に何でもすぐに服用っていうのは控えるべきでしょう。

服用のお薬以外にも患部に貼る湿布薬があります。これも対症療法ではありますが、軽度の肩こりであれば湿布でもある程度は改善させてくれます。

肩こりには冷湿布と温湿布 どっちが良い?

ちなみによく聞かれるのが、冷湿布と温湿布はどちらが効くのかという事ですが、

基本的には、肩こりのような慢性の痛みの場合には冷湿布も温湿布もどちらとも効果は一緒です。

温湿布:唐辛子成分のカプサイシンが含まれているため温かく感じるだけ。

冷湿布:メンソレータム成分が含まれているため冷たく感じるだけ。

どちらも湿布の温度が高いわけでもなく低い訳でもありません。湿布に含まれる薬剤によって皮膚に温かく・冷たく錯覚させて脳の痛みの感覚を感じにくくさせているだけです。

つまり、湿布としての効能自体はどちらも鎮痛・抗炎症を目的とするものですので、効果は基本的に同じと言えます。

ただ肩こりや腰痛のような慢性の痛みなどにおいては冷やすと痛く感じ、温めると楽に感じる方も多いので、実際のところは、肩こりにおいては温湿布を好んで使われる方が多いようです。

逆に冷やすべきは症状の時、捻挫や打撲といった筋肉に炎症をともなう状態においては冷湿布を使うと良いでしょう。

湿布は症状を和らげてくれるものの、根本的に解決するものではなく一時的にコリや痛みを解消するものであるという事です。

肩こりにマッサージは効かないです。

肩こりになったら解消するためにもみほぐしのマッサージを思い浮かべる方がほとんどだと思います。マッサージをした後は楽になっています。確かに軽くなっているように感じますが、翌日になるとまた元の肩こり状態になっているのではないでしょうか?そして、またほぐしてもらうためにマッサージを受けるといったルーティンにはまっているのではないでしょうか?ひどいのになると「もみ返し」といって筋肉の痛みを訴える場合もあります。

まず、肩こりにマッサージをしても根本原因は首・肩ではない場合が多いので根本の解決には至らないことが多いです。あくまでも痛みやコリを押さえるだけの対症療法にとどまってしまいます。

そして、マッサージをしてもらうと楽になったように感じるのは 「オフセット鎮痛」が起こっているためです。

「オフセット鎮痛」とは、通常の感覚刺激を受ける前に、あらかじめもっと強い感覚刺激を与えることによって通常の感覚刺激が、それほどに感じなくなってしまう現象です。強い刺激のあとには弱い刺激は感じにくくなってしまうのです。

したがって、肩のコリよりも強い刺激(マッサージ)を受けることで、マッサージ後のコリの症状が感じられにくくなり「軽くなった」と感じるわけです。

ただ、この 「オフセット鎮痛」は持続しないため、翌日にはもとに戻ってしまいます。

しかもマッサージをすることによって筋肉だけでなく筋膜も痛んで損傷します。いったん損傷した身体の組織というのは修復するときに以前よりさらに強固になり、硬くなっていまいます。柔軟性の乏しい筋肉・体が出来上がってしまいます。

柔らかくほぐしたくてマッサージを受けたのに下手なマッサージによって肩こりは悪化してしまいます。したがって当院では、揉んだり押さえたり叩いたりといった下手なマッサージは禁止しています。

へたなマッサージは肩こりを悪化させる負のスパイラルに陥らせる危険性が非常に大きいです。

「オフセット鎮痛」 は持続しない。

肩こりに効果的な対処法

肩こりに薬や湿布、マッサージでは根本の原因を解決しないという事がわかりました。

では、どのようにして解消を図るのかと言うと

そもそもの肩こりの原因は、冒頭でお伝えした通り不良姿勢にくるものとお伝えしました。そしてそれに伴って筋肉の柔軟性の低下、または関節の可動性の低下なども考えられます。

したがって、これらの原因を解消させることをすればよいわけです。

まずは、猫背と言った不良姿勢の改善のために、適正な姿勢が取りやすくするための身体の環境を整えるところから始めます。

たぶん、猫背をやめて正しい姿勢を取りなさいと言っても身体が不良姿勢に慣れてしまっているので、正しい姿勢を維持するのにも疲れてしまうと思います。

なので、まずは姿勢を取りやすいように身体を動かしやすく軽くする運動から始めます。

そこで当院は、肩の前と後ろに付いている筋肉を緩める治療をまずはテーピングからおこなっていきます。そして肩甲骨などが正しい位置に収まりやすいようにしていきます。

そして硬くなった首の筋肉や肩の筋肉、そして肩こりは肩だけでなく、さらにその周りに付いている筋肉にも悪影響を及ぼしているので、これらの筋肉をしっかり動かすような運動をしながら全体的に緩めていきます。

また筋肉だけでなく肩首周りを構成している関節、例えば頸椎・胸椎といった背骨の動きが出ているか、肩甲骨と肋骨の間をむすぶ鎖骨(肩鎖関節・胸鎖関節)の動きが十分出せているか、肩甲骨自体の動きが肋骨の上でしっかり滑っているかなど骨の可動も見ていき、もし動きが制限されている・ロックされているようであれば、アクチベーターを用いれば可動を引き出すとができます。

また、肩こりの原因は頭からの場合もあります。頭蓋骨も筋膜・筋肉に覆われておりこの硬さに引っ張られているケースもあります。よって頭部からのアプローチをすることもあります。

そして、動かしやすい身体に戻ったところで、また戻ってしまわないための予防運動を継続して行っていくこととなります。

生活習慣はなかなか変えられません。そしていったん身についてしまった不良姿勢もなかなか直すのは難しいでしょう。そのために継続的に予防運動を進めていきながら元の肩こりになりにくいようにしていきます。

おすすめ肩こり解消運動!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です