脊柱管狭窄症の治療、手術成功率やリスクについて

こんにちは!

松山市で腰痛を”根本”から改善する治療院

ゆかい整体

院長の上杉光生です。

腰痛になる方で病院で
脊柱管狭窄症の診断を受ける方がおられます。

そして最近は、
手術適応の診断を受けて手術が必要なのか
悩みながら当院に来院される方もいらっしゃいます。

そこで今回は脊柱管狭窄症とはなんぞや?
脊柱管狭窄症の症状についてや
処方されるお薬のこと、副作用など。

そして脊柱管狭窄症の手術となった場合、
脊柱管狭窄症の手術とはいったいどのようなものなのか、
手術の費用成功率手術のリスクなどについても。

また保存療法になった場合に
一般的な脊柱管狭窄症の治療方法と
当院の施術方法についてなどなど

脊柱管狭窄症のことに関する疑問について
掘り下げてお話していきたいと思います。

脊柱管狭窄症とは?わかりやすく説明!

脊柱管とは

脊柱管(せきちゅうかん)とは

椎体という背骨が連なってできているトンネル状の管のことを言います。

脊柱管の中には
頭部からの脊髄神経が通っており、

上から頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個の菅を通って
仙骨へ通り抜けていきます。

また腰椎部では、脊髄神経は筆の先のような
束状になっている馬尾神経から
神経根となって横から分かれて出ています。

図(背骨)↓の黄色いところが通っている所が脊柱管です。

脊柱管狭窄症とは

では脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは何なのかと言うと、

先ほど出てきた脊柱管の中を通っている脊髄神経が
圧迫されて生じるもので

後方にある黄色靭帯が分厚くなったり
前方の椎間板が飛び出ることによって圧迫されているケースが多いです。

あるいはすべり症などの椎体同士のズレや
椎間関節の変形による狭窄、

腰椎椎間板ヘルニアによってなったりすることもあり

総じて
脊柱管の中が狭くなったり、
なにかによって神経が圧迫されて
しびれや痛みの症状が出ることを
脊柱管狭窄症と言います。

原因の多くは加齢によるもので高齢者に多くなっていきます。

なお、脊柱管狭窄症は2つのタイプに分けることができます。

一つは加齢によって脊柱管が狭くなる
腰部脊柱管狭窄症タイプ、


そしてもう一つが
椎体がずれることによって脊柱管が狭くなる
すべり症タイプ2つです。

脊柱管狭窄症とは

脊柱管の中が狭くなったり、なにかによって神経が圧迫されて
しびれや痛みの症状が出ることを脊柱管狭窄症と言います。

腰部脊柱管狭窄症の症状とは

脊柱管狭窄症の診断基準

脊柱管狭窄症の診断基準
  1. 殿部から下肢の疼痛やしびれを有する
  2. 殿部から下肢の疼痛やしびれは立位や歩行の持続によって出現あるいは増悪し,前屈や座位保持で軽快する
  3. 歩行で増悪する腰痛は単独であれば除外する
  4. MRIなどの画像で脊柱管や椎間孔の変性狭窄状態が確認され,臨床所見を説明できる

となっておりこれら4項目すべてを満たすことで「脊柱管狭窄症」と診断されることとなります。

脊柱管狭窄症は頚椎腰椎に多く発症しています。

頚椎による脊柱管狭窄症の場合は、


手足のしびれや運動障害が出てきます。



例えば、
字が書きにくくなる。

食事の際のお箸が使いにくいといった
手指の動きの症状に加えて、

歩きにくいといった足の症状も出現します。

腰椎の脊柱管狭窄症の場合は、

腰椎の狭窄部より下に、
下肢の痛み・しびれが出現します。

脊柱管狭窄症の最大の特徴としては、

しばらく歩くとお尻や足先にかけて痛み・しびれが出て、

座ったりかがんだりと身体を丸くして休むと楽になり、

また歩き始めると
再び痛み・しびれが出てくるようになるといった、
間欠跛行(かんけつはこう)と呼ばれる症状が挙げられます。

ひどくなると長い距離を歩けなくなり、
歩いては休んでの繰り返しになります。

そして、さらに症状が進むと
常時、しびれ・痛みが出現、
膀胱直腸及び排尿障害に至ります。

そして下肢の筋力低下とともに下肢の筋肉はやせてしまいます。

膀胱直腸障害・排尿障害について

排尿障害についてですが

夜、寝ている間に何回もトイレに行く方、
トイレでの尿の出る勢いが弱くなっているなどの

頻尿、残尿感、開始遅延といった症状を感じている方の中には、

もしかしたら
この腰部脊柱管狭窄症が原因となっている場合があるかもしれません。

しかし、男性の方の排尿障害の場合は、
前立腺肥大症であったり前立腺がんであることも疑われます。

病院の泌尿器科で排尿障害について受診を勧めますが

泌尿器科においても排尿障害の原因がわからない場合、
もしかすると腰部脊柱管狭窄症が原因である場合があります。

腰部脊柱管狭窄症の症状とは

間欠性跛行:背中を伸ばしての歩行が辛い(足のしびれ・痛み)
膀胱直腸障害・排尿障害

一般的な脊柱管狭窄症の治療方法

基本的には
薬の服用やブロック注射といった保存療法で数カ月。

脊柱管狭窄症の症状は神経の圧迫のみならず、
神経周囲の血流障害も出る場合があるので、
このように血管を広げ血流を増やす薬物を使用します。

消炎鎮痛剤、神経障害性疼痛に対する鎮痛薬、
そして先ほどの血流障害を改善するための血管拡張剤など。

その他には、
また物理療法・理学療法などが行われます。

物理療法では電気治療器を使ったり
温熱療法を行ったりします。

またコルセットなどを装着して改善を図る方法もあります。 (基本的に痛みがひどい場合以外はコルセットの着用はお勧めしません。装着するだけで体幹筋力が落ちてしまいます。)

腰回りの腰背部の筋力を維持、あるいは強化といった筋力強化運動。

腰背部のストレッチといった運動療法などもあり、

例えば、仰向けに寝た状態から膝を抱き抱えるようにして
体を丸めるイメージで2・30秒程度実施していきます。

いずれにしても物理療法や理学療法を行うことで、
脊柱管の狭窄自体が解消されるという効果は薄いのですが、

あくまで対症療法的な効果であったり
症状の増悪・再発を防止させるといった側面で行われることが多いです。

手術が必要な脊柱管狭窄症とは?

では保存療法ではなかなか改善しない場合、
手術も検討視野に入りますが、

どのような方が手術適応になるかと言うと

痛みがひどくてコントロールできない場合や
数か月間、上記のような保存療法で改善されない場合、
下肢の筋力低下や膀胱や直腸及び排尿・排便障害がある場合に
手術が適応されるようになります。


手術は除圧術、固定術の二つに大きく分かれます。

脊柱管狭窄症の手術とは?

脊柱管狭窄症の手術には、主に二つ「除圧術」「固定術」があります。

まず除圧術とは、
切開をして椎弓などの骨の一部と
ごつくなっている黄色靭帯などを取り除き
脊柱管を広げながら神経の圧迫を取り除く方法です。

そしてもう一つは
それに加えてさらに上下の骨を癒合する方法です。

一方、固定術は、
脊柱管を広げ神経の圧迫を取り除いた後に、
グラグラして不安定な脊椎間を安定させる目的で骨を移植して
金属やボルトを用いて固定する方法です。

どちらの方法においても、
内視鏡を用いたりして、患者さんにとってなるべく
負担の少ない低侵襲な手術を行う場合があります。

除圧術

切開をして椎弓などの骨の一部とごつくなっている黄色靭帯などを取り除き、脊柱管を広げながら神経の圧迫を取り除く方法 。

固定術

脊柱管を広げ神経の圧迫を取り除いた後に、グラグラして不安定な脊椎間を安定させる目的で骨を移植して金属やボルトを用いて固定する方法です。

脊柱管狭窄症の手術の成功率は?

日本整形外科学会および日本脊椎脊髄病学会監修による
「腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2011」においては

「手術適応と判断された患者において、罹病期間が長すぎると十分な改善を得られないことがある。」

「安静時の下肢しびれは消失しにくい。」

「腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2011」


との記載があります。
すなわち手術適応の患者さんにおいて発症期間が長い人は
十分な改善は得られないことがあるとのこと。

そして安静時の下肢のしびれは
手術をしても改善しにくいと言われています。

脊柱管狭窄症の手術を行うことで
症状の改善されるものの、
全員ではなく術後も痺れが残る方もいるという事です。

手術を受けて一旦は症状が改善されたものの
4年から5年の内に再発するという可能性もあると言われています。

脊柱管狭窄症の手術に伴うリスクとは

脊柱管狭窄症の手術の目的は、
脊柱管の神経に圧迫など障害を与えているものを取り除き、
神経がこれ以上傷害されないようにすることです。

圧迫が解除された脊柱管の神経に
自己修復する能力が残っていれば、症状は軽減しますが、

術後にどのくらい症状が改善するかは予測ができません。

実際に脊柱管狭窄症の手術をした患者さんの
約7割は症状の改善を実感できたという報告がありますが、

逆に言うと残り3割は変化なかったと言えるのではないでしょうか。

また損傷されて神経が回復できない部分は
後遺症として残ります。

手術後に痛みは比較的取れやすいものの、
しびれの改善や落ちてしまった運動機能は戻りにくいと言われています。

脊柱管狭窄症の手術では、
合併症のリスクも伴ってきます。

神経損傷・硬膜損傷・傷の感染・血種による神経への圧迫・肝機能障害・血栓症などが挙げられます。

また固定術は除圧法と比べるとリスクが高くなるといわれています。

脊柱管の椎体を切開する際に
神経に損傷を与えた場合に起こる
下肢麻痺、下肢知覚鈍麻、排尿排便障害など。

また創部感染あるいは椎間板に炎症がみられる術後椎間板炎

神経を包んでいる膜(硬膜)の損傷による脊髄液の漏出、
およびこれに引き続き生じる髄膜炎。

創部の血腫形成による
神経麻痺・下肢痛腹部の大血管の損傷による術中の大出血

その他の稀な合併症として
深部静脈血栓症、肺炎などの感染症などが生じることもあります。

固定術においては、
固定するための器具の破損や固定が緩くなって

腰椎がずれてしまったり、

また固定している金属や人工材料に対してのアレルギー反応。

また固定されることによる腰に違和感や、倦怠感
痛みが長い場合は約1年間症状が現れる事もあります。

背骨を固定する事になることによって
腰を曲げたり捻ったりする動作は困難になったりもします。

最近では技術も向上し、
内視鏡を用いたりするなどして
患者さんにとってなるべく負担の少ない低侵襲な手術が行われています。

それによって脊柱管狭窄症の手術で失敗するリスクは
限りなく低くなっていると言えます。

しかし上記のように、
手術をしたら完全に治るというわけではなく、
とくに高齢になってくると体力や回復力など、

思っている以上に完治に時間がかかる可能性もあります。

また手術によって体にも少なからずダメージを与えるリスクがあり。
特に脊柱管といった神経のそばを取り扱う手術になると侵襲のリスクも想定され
術後の経過は特に慎重になります。

体が反応するほどのダメージ『侵襲』を受けた場合のリスクとは?

術後の侵襲とは?

侵襲が起こると、私たちの体は炎症や免疫反応を起こして体の正常な反応が阻害されます。この反応の程度によっては治療を行った部分だけでなく健康な組織までがその反応に巻き込まれて、害を受けてしまうことがあるのです。

反応によるダメージの重さは、傷跡が残るほどのよくあるものから重篤なものまでさまざまで、不全が起こる場所が手術を行ったところと異なるケースもよく起こります。

また、侵襲を受けた細胞が放出する炎症の原因物質がストレスとなって、イライラや過敏、気分の落ち込みといった精神的なダメージが起こるケースも報告されています。これらの症状や精神の不安定さを抱えたまま日常生活を送るのは、非常に休まらないものであったのではないかと想像できます。

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したがって
手術をする前には医師からの十分な説明を聞いて、
本当に手術が自分にとって必要なのか周囲の人と相談しながら、
セカンドオピニオンで別の病院での診断を仰ぎながら
決定していくと良いでしょう。

手術ありきではなく
保存療法で痛み・痺れの改善の余地がないか十分に検討、

そして、治療を実施してからあとに
手術を検討するということが大事ではないかと思います。

もちろん手術の技術も向上しているため
手術中の事故も少なくなってきていますが、

やはり脊柱管の脊髄は身体の中心を支える重要な部位にありますので、
手術のリスクもまったくないわけではありません。
これらのリスクを考慮しながら手術をする必要があるのか、

医師とよく相談していかなければなりません。


脊柱管狭窄症手術の費用はどのくらい?

脊柱管狭窄症の手術は、
内視鏡下手術で20万円から30万円で入院期間は2~7日間。

保険適応外のレーザー治療であれば
30万~50万円かかると言われています。

さらに入院に伴う部屋代や食事代などの実費負担分も追加でかかってきます。

脊柱管狭窄症の手術の前にやっておきたいこと

以前のように
脊柱管狭窄症で手術を行うということは減ってきていますが、
手術される方も少なくありません。

しかし、その前に少しでも改善の可能性があるのであれば、
やっておいてもらいたいことがあります。

それは脊柱管狭窄症を引き起こした原因を特定して
原因そのものを取り除くという事です。

脊柱管狭窄症というのはあくまで結果です。

結果、脊柱管狭窄症になってしまったということです。
じゃあなぜ脊柱管狭窄症になってしまったのか
原因を取り除かない限りは

脊柱管狭窄をそっくりそのまま手術で取り除いたとしても
原因がほったらかしであるため再発、
もしくはまた新たな障害を生む可能性もあります。

そのために、どこに原因があったのか特定します。

そして見つかれば、
可能であれば運動療法で改善させていきます。

椎体の骨と骨のズレによって引き起こされた狭窄や、
椎間板や靭帯といった軟部組織の変形であれば、

運動等によって神経の圧迫を軽減させることは可能です。

適切なその方に必要な運動をすることで
普段動いていなかった部分を動くように誘導したり、
筋への働きかけで姿勢改善を促し身体の傾きを整え、
脊柱管狭窄症の症状を緩和することはできます。

脊柱管狭窄症の手術の前に運動療法

今回は脊柱管狭窄症の手術について
お話しさせていただきましたがいかがだったでしょうか?

脊柱管狭窄症の手術をしても残念ながら完治せず、
再発する患者さんもいらっしゃるため

手術を回避するケースが増えてきています。

そしてその代わりに
運動療法がおこなわれるようになってきています。

高齢の方でも運動を行うことで
脊柱管狭窄症の症状が改善されるという報告があります。

現在は脊柱管狭窄症の治療は
整形外科だけのものではなくなりつつあります。

それは整骨・接骨院、そして
整体院でも脊柱管狭窄症を改善する運動療法を行いますので

手術を決断される前に一声かけてみてはいかがでしょうか?

ここまで脊柱管狭窄症の手術についてお話しさせていただきましたが、
脊柱管狭窄症の手術というのは
症状がかなり深刻で日常生活に使用をきたしているような方に行われています。

最近では保存療法が主になってきており、
適切な治療を行うことで改善される方が大勢いらっしゃいますので、

真っ先に手術について考える必要はないと言えます。

脊柱管狭窄症に処方される薬とは

神経障害性疼痛緩和薬リリカやタリージェ

足のしびれ・痛みの場合、
神経障害性疼痛緩和薬プレガバリン(商品名リリカ) やミロガバリン(タリージェ)です。

この神経障害性疼痛緩和薬とは、
興奮した神経から過剰に放出される痛みの信号を抑制することで、
痛みやしびれを和らげます。

副作用として、
めまいやふらつき、眠気があり、
3人に1人の割合で起こります。

オピオイド鎮痛薬


次に オピオイド(トラムセットやトラマールなど)という薬です。
鎮痛作用などに関与するオピオイド受容体に作用することによって鎮痛作用をおこす薬です 。

このオピオイドは麻薬性鎮痛薬とも呼ばれるほどに、
モルヒネに類似した作用がある物質です。

トラムセットは、脳神経系のさまざまな部位にあるオピオイド受容体(センサー)に作用し、
神経伝達物質を減らすことで痛みを和らげます。

副作用として
便秘や吐き気、眠気、めまい、頭痛などがあります。

非ステロイド性抗炎症薬NSAIDsエヌセイズ

次に非ステロイド性抗炎症薬であるNSAIDsエヌセイズという薬です。

NSAIDsは、
炎症を起こすプロスタグランジンという物質の産生を抑制することで
痛みと炎症を抑える薬です。

副作用として、
腎機能の低下が挙げられます。

薬物療法で守ってほしい約束

薬の服用における副作用は
個人によって大きく異なってきます。

もし副作用が起きた場合は
速やかに病院の先生に症状を伝え自分に合った適切な薬を処方してもらいます 。

中には痛み・しびれに耐えきれず、
鎮痛薬を適正容量をこえて多めに服用してしまう方がいらっしゃいます。

鎮痛薬の決められた容量をこえて多めに服用してしまうと
上記の各薬物での副作用でも挙げられましたが
めまい・ふらつき・眠気・腎機能の低下などの
副作用を生じさせてしまう危険性が大です。

したがって、
脊柱管狭窄症の症状で痛み・しびれが
強く出ていたとしても適用量は必ず守るようにしなければなりません。

薬物療法は対症療法と考えていただいて構いません。

薬物療法を行って痛み・しびれを完治させるという事はないでしょう。

ちなみに薬物療法の適用期間は3ヵ月程度とされています。
もし3ヵ月以上服用しても症状が改善しない場合は、

先生に相談の上、神経ブロックや手術を検討する場合もありますが

その前に、当院にお越しいただけたなら
改善のヒントがあるかもしれません。

当院での脊柱管狭窄症の治療方法

まず時間をとってカウンセリングをしながら痛みの原因を探すのですが、痛み・しびれが出ている場所というのは、なにか原因があっての結果(=痛み・しびれ)である為、痛みを引き起こす原因がどこにあるかを探します。

腰椎脊柱管狭窄症においては腰椎部の脊柱管の狭窄による神経圧迫ですが、 これも原因があっての結果(=腰椎部の神経圧迫による痛み・しびれ)である為、この結果を引き起こす原因がどこにあるかを探します。そして原因のほとんどは生活習慣にある。これがほとんどであるといえます。

これら原因をカウンセリングでお話を聞きながら見つけていくこととなります。

痛み・しびれの直接の原因が、脊柱管の狭窄とした場合、狭まった脊柱管を戻していくのはもちろんですが、根本の原因から改善していくためには生活習慣から変えていかないといけません。脊柱管が狭窄しやすくなっている身体を整え、ふたたび狭窄状態に戻らないように予防もしていく必要があります。

しかし今、痛み・しびれで大変な思いをしているのに生活習慣を変えろといっても時間がかかります。今、出ている痛みやしびれを何とかしたいがために来院されているので、これらの症状を軽減させることから始めます。

しかし、だからといって多くの整体院や接骨院などで行われているような、痛いところやその周りの筋肉を揉んだり押さえたりする行為は、一時的に楽になったように感じるかもしれませんが 、実は筋繊維を壊して脱力感で楽になっているように錯覚しているだけなので、本当に緩んでいるとは言えません。

そうではなく、すぐに筋肉をゆるめるためには筋肉にも供給されている血液やリンパといった体液の流れ・循環を良くすることです。

通常、筋肉は身体を動かし筋肉を収縮・弛緩(伸びたり縮んだり)させることで循環が良くなり筋肉は緩んでいき柔らかくなっていきます。

普通は筋肉を働かせていきながら柔らかくしていくのですが、それも時間がかかるため当院では、畑中式メディカルテーピングなどを用いて施術をおこなっていきます。

畑中式メディカルテーピングで脊柱管狭窄症を改善

当院ではテーピングといっても引っ張って貼ったり締め付けたり固定をするような貼り方ではなく独特な貼り方をします。それにより循環が良くなり血流量が増え酸素と栄養、リンパ液が行きわたり筋肉が緩まるようになります。

逆に引っ張ったり締め付けたり固定するような貼り方をしていては、かえって筋肉への循環が阻害されてしまい筋肉はやせ衰えてしまいますので厳禁です。

※ちなみに湿布とは異なりテープ自体に薬剤は入っていません。ただの伸縮性のあるテープでありこの伸縮性を利用した施術で行っています。

ただ、この畑中式メディカルテーピングが他のテーピングやコルセットと大きく異なるのは、ターゲットとなっている筋肉の自然治癒・回復を促進させているという事です。他のように補助をしているわけではないので筋肉が痩せ衰えていくことはありません。

よく、コルセットサポーターをつけていると筋力が落ちてやせ衰えていく現象がみられますが、それは筋肉の働きをこれら コルセットやサポーター が代わりに行うためです。サポーターやコルセットを使えば使うほど、筋肉は動き働く機会を失うので、ますますやせ衰えてしまうのです。

畑中式メディカルテーピングは、筋肉の血流を促進させ本来のあるべき筋肉に戻すだけでなく、適切な運動も併用していくことで、より安定した筋肉へ戻していくことができます。

しかし、ただ貼るだけではなくターゲットとなる筋肉が緩みチカラが発揮できるようになっているかを身体を動かしてもらって検査も行います。

その他 :筋肉を緩める方法

気になる方は声かけていただき、試しに塗っていただくとその効果を実感できると思います。

当院では、クリームを塗った後にテープを貼っていくのですが 、このクリームもテープ同様に筋肉を瞬時に緩める効果が出るもので、肩こりや筋肉痛などにとても効果が出ています。

また、ヒットマッサーで振動を与えていきながら緩めることもできます。

腰椎同士の詰まりで動きが出ていなかったり、ズレが生じている場合においてもアクチベーターを使用し、修正していきます。

その他にも、自動運動など様々な方法で緩めることは出来ますが、あくまで原因である筋肉、椎体などターゲットを見誤らないことが肝心です。

原因を生じさせないための運動を

痛みやしびれが生じる原因が痛みやしびれが出ている以外の他の場所にもあるという事が分かったわけですが、これらの原因が再発しないためにも生活習慣を変えていく必要があります。

しかし、その生活習慣が、仕事上の長時間の同じ姿勢であったり、日常生活での繰り返しの作業であったり、どうしても避けられないことがほとんどであったりします。

そのような場合はこれらの生活習慣は続けながらも原因が再発されないような運動を新たにしていく必要があります。例えば原因になっていた筋肉が再び硬くならないようにする運動をおこなうなど。

そこで、その人その人の身体・生活習慣にあわせた運動を進めていく必要があります。

このような運動も当院では一緒に行っていきながら、痛みを取り除くだけでなく痛みが再び出にくい身体づくりをしていきます。

脊柱管狭窄症に対する誤ったリハビリとは?

先日、病院で脊柱管狭窄症と診断された患者さんが

一向に良くならないという事で
当院に来られましたが、

とんでもない事実が発覚したので
シェアさせていただきます。

皆さんも、この方のように
同じことにならないようにして頂けたらと思います。

脊柱管狭窄症と診断されて

きっかけは
腰痛で立っているのもしんどく

歩くのも辛いという事で、
病院受診をしたところ「脊柱管狭窄症」と診断されていました。



脊柱管が狭くなっているとのことで
手術を勧められましたが、

その方は手術はしたくないという事で
手術を行わない保存療法を選択されました。

そこで行われていた保存療法はというと、

  • 腰を引っ張る牽引
  • ホットパックを使った温熱療法
  • 干渉波を使った電気療法
  • 痛みが出るときには湿布を貼りながら痛みをごまかしていた

といったまさに下の定番メニューの内容で行われていました。



それに加えてリハビリも行っていたようです。

しかし本題はココからです!

病院の理学療法で行われていた誤ったリハビリとは

物理療法などとともに、
理学療法士の先生にリハビリもしてもらっていましたが、

主に
下肢や体幹のマッサージから

柔軟ストレッチを行うといったものでした。

今回の症例は脊柱管狭窄症という事ですので、

この症状に合わせた運動を行うことは必須であることなのに

病院のリハビリの先生は誤った運動方法を説明されていました。

それがこれ↓

うつぶせで身体を反らす体操だったのです。

そもそも脊柱管狭窄症とは?

上の体操がなぜいけないのか理解するうえで
脊柱管狭窄症というものがどの様な状態なのかを知っておく必要があります。

脊柱管狭窄症とは、
上記で説明しました通り、背骨のいわゆる脊柱管の管の部分が狭くなり
中を走っている神経が圧迫されて痛みやシビレを引き起こすといったものになります。


なぜ狭窄を起こすのかは様々な要因があるのですが、

  • 椎体の変形や骨棘がでてくる
  • 椎間板の膨隆
  • 黄色靱帯の肥厚
  • 椎間関節の変形
  • 椎体同士のズレ

これらの現象が起こることで、脊柱管が狭くなり神経が圧迫されています。

では身体を反らすと脊柱管が狭くなるのはどうしてかと言うと、

理由は簡単で

そういう構造になっているからです。

背骨を後ろに反らすと脊柱管が狭くなり、前に曲げると広がる

出典: 日本整形外科学会 

したがって、 

脊柱管狭窄症という狭くなっている脊柱管に対して、 

背中を反らす運動をするという事は、
さらに脊柱管内を狭くしてしまい
神経をさらに圧迫させてしまうことになります。

脊柱管狭窄症にあった運動とは

筋力を落とさないように
できるだけ歩くことをすすめたいのですが、

歩くことが苦痛になる方は自転車こぎをおすすめします。

自転車に乗ることが不安であれば

屋内で自転車型の運動器具、
エアロバイクをこぐことをおすすめします。

なので家で乗れるように購入するか、
もしくはリハビリ施設やスポーツジムなどでの
エアロバイクの利用がいいですね。

なお、自転車をこぐ時の姿勢なのですが、

ハンドルを低い位置にサドルを高い位置にして
できるだけ前傾姿勢を保つと良いです。


なので自転車でこの姿勢だと危ないので
エアロバイクの時に行うと安心です。

最近ですと、メルカリやヤフオクで安価でエアロバイクが売られていますので、
意欲的に取り組もうとされている方は、
これらも利用して購入されています。

脊柱管狭窄症のための体操とは?

ほかにも

脊柱管狭窄症に良い体操を下に挙げてみましたので
動画を参考に行ってみてください。

なお、あくまで痛みが出ないように無理ない範囲で行うようにしてください。


壁に手をついて背中を丸くする運動です。↓

壁に背中をつけてお尻が離れないよう固定しながら背中を丸める運動です↓

脊柱管狭窄症の患者さんは脊柱管が狭くなっているので、
脊柱管をさらに狭くする運動である

背中を反らしたりする運動はとても危険ですのでやめてください。


シェアしてくれるとうれしいです!

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