首の筋肉が硬くありませんか?
ふらつきの原因にメニエール病をイメージされる方もいらっしゃるかもしれないのですが、めまいを訴える中でメニエール病はこの中でも10人に1人(約10%)くらいと言われています。内耳が原因でおこすめまいで非常におおいとされるのが「良性発作性頭位めまい症」です。耳鼻咽喉科で診るめまいの約半数がこの 「良性発作性頭位めまい症」 と考えられています。
しかし以下のサイトでは
典型的な「良性発作性頭位めまい」と診断されることが予測されるケースで、抗めまい薬ではまったく効果なく、抗ウイルス剤(帯状疱疹の薬)が劇的に効いたケースがあります。 この人は中年の人で、首と肩が板のように凝っていました。また、米国の某有名大学病院で良性発作性頭位めまいと診断された人が、良く使用されるめまいの薬ではほとんど反応がなく、抗ウイルス剤でめまいが改善したこともあります。この方は、むち打ち症の既往があり、首と肩の凝りが慢性的に強いとのことでした。これらの人たちは、首と肩の凝り→脳血流障害に帯状疱疹ウイルスの再活性化が上乗せされていた可能性があります。脳(特に脳幹、前庭小脳)の血流に影響を与えるこうした首と肩の凝りとめまいの関連性については余り重要視されていないことがあります。 。
めまい外来 中山 杜人
と言った具合に首と肩のコリの関連性を伝えています。
めまいの種類
- 良性発作性頭位めまい
良性発作性頭位めまい
良性発作性頭位めまい症はよくみられる病気で、頭の位置が変化して内耳にある後半規管が刺激されると、それに反応して、短時間の回転性めまい(動いたり回転したりしているような感覚)が生じます。
良性発作性頭位めまい症 – 19. 耳、鼻、のどの病気 – MSD
当院の施術における知見
当院に来られる方でも、めまいの訴えがある方もいらっしゃり、
実際に、首周りを触診すると往々にして「胸鎖乳突筋」が非常に硬かったりします。あとは「斜角筋」も首の真横に付いている筋肉ですが硬い時があります。
そして、当院の畑中式メディカルテーピングでこれら胸鎖乳突筋や斜角筋に独自のテープを貼ることで、めまいが軽減されています。


ただ、めまいの中には危ないめまいも潜んでいる
めまいにも内耳系のめまいもあれば、 危ないめまい、脳からのめまい(中枢性めまい)が潜んでいる場合もあります。また中枢性に限らず心臓病、血液疾患から起因するめまいもあったりしますので、まずは病院受診して診断を仰ぐようにしましょう。
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