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こんにちは!
松山市でひざ痛を”根本”から改善する整体院
ゆかい整体 院長の上杉光生です。
今日も膝の痛みについてお話ししたいと思います。
膝の痛みといっても
痛みを引き起こしている場所が異なると原因も異なってきます。
今回は、
痛みが起こる場所として多い膝の内側の痛みについてお話しします。
どんな場面で痛みが出ますか?
歩いている時、
立ち上がりの時、
座るとき、
階段の上り下りの時、
これらの時に膝の内側に痛みが出る原因として考えられるのは、
縫工筋という筋肉がかたくなっているのではないかという事です。
・歩いているときの体重がかかった時
・椅子から立ち上がったり座るとき
・階段の上り下りの時
これら要は股関節の内旋方向に内側にねじるような動作、
内またになるような体勢で膝の内側に体重、
テンションがかかることで痛みが出やすくなります。
ひざの内側の痛みの場所とは?
ひざの内側で詳細の場所として、
膝のお皿の下がくぼんでから出っ張ってきたところの内側あたり。
具体的に言うと、
下腿骨の脛骨粗面の内側になります。
膝の内側の出っ張ったところからくぼんでいったところです。
膝の関節の下側の内側になります。
![](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/08/0b962e145d292e9592353117f13c03a3.jpg)
膝の内側が痛くなる原因とは?
膝の内側が痛くなる原因としては、
この縫工筋が硬くなって柔軟性が乏しくなったことで
縫工筋の腱と付着部に摩擦が生じて炎症を起こしているものとみられます。
ひざの内側の痛みを別名、鵞足炎(がそくえん)
膝の内側の痛みは別名、鵞足炎(がそくえん)ともいわれていますが、
この鵞足炎とは
縫工筋・薄筋・半腱様筋の3つの腱の付着部が
ガチョウの足のように見えることから鵞足部と言われているのですが
この鵞足部のところに炎症による痛みをおこすことで
鵞足炎とよばれています。
したがって、
付着部は一か所なのですが3方向に広がる筋肉を総称して鵞足炎と言います。
実際のところは縫工筋にアプローチします
この鵞足炎に関わる3つの筋肉、
縫工筋・薄筋・半腱様筋の全部に対処していかないといけないかというと、
それはあまりなくて、単一の縫工筋のみで解決することが多いように思います。
実際に、
縫工筋の硬さを緩めていくことで
これらの膝の痛みが緩和されたり消失することが多いので、
この膝の内側に痛みがある場合は
縫工筋の硬さがあることを確認出来たら縫工筋に原因があると疑っています。
触診して触った時、
膝の縫工筋の付着部の硬さあるいは、
膝の内側から骨盤につながるS字状に走っているので、
その走行ライン上にある縫工筋の筋腹を押圧すると痛みがある場合は
縫工筋の硬さを痛みの原因と考えています。
では、どの様にして縫工筋を緩めるか?
当院では押したり揉んだりするようなことはしません。
なぜなら、押したり揉んだりすることで筋肉に余分な負荷・緊張が加わり傷めてしまうことを知っていますから。
またストレッチよほどのことがなければしません。
身体がぬくもった後など特定の条件のもとではなければストレッチも逆効果になるからです。
では何をするのかというと、
テーピングを行います。
固定するようなテーピングではなくふんわり貼って、
血液とリンパの流れを促進させるテーピングです。
![縫工筋](https://sejutsuchoraku.com/wp-content/uploads/2020/10/121553391_698499027747324_4972785785457226377_n-169x300.jpg)
したがって、身体への負担も全くなく、しかも即効性があります。
これを行うことにより膝に対する痛みは改善されていきます。
これで痛みを軽減させていきながら、
縫工筋が硬くなった原因へのアプローチへと進みます。
今日は、膝の痛みについてと、
その原因について、そして解決方法についてお話しさせていただきました。
もし、気になること質問等がありましたら
お気軽にご質問ください。
本日も最後までブログを読んでいただき
本当にありがとうございました。
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