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こんにちは!
松山市で腰痛を”根本”から改善する治療院
ゆかい整体
院長の上杉光生です。
「長時間の運転で足がしびれてくる。」
「立ち仕事をしていると足がだるくなってしびれだす。」
「長時間座っていると足のほうがしびれてくる。」
このように、三者三様で足のシビレの訴えがあります。またお尻のほうからしびれてくるという方もおられ、たくさんいらっしゃいます。腰痛ほどの痛みではないけれども足のほうがしびれて、足の親指がしびれていたり、常にしびれに悩まされている方もいれば、長時間の姿勢によってしびれが出たりと様々です。
そして症状に詳しくない素人さんであれば、その足のシビレが何なのか気になってしまいますよね?そのしびれが脳の異常から来ているのかサインなのか。はたまた内臓の病気からなのか、それとも足の病気?といろいろ不安になってしまうかもしれません。
その足のシビレの症状の出方によって、原因の特定から病気の特定まで異なってきます。以下にてお話しさせていただきたいと思います。
足のシビレといっても、具体的にどの部分のシビレなのか?例えば、足の親指だけとか、足の指全部なのか、足首から足のつま先まで、ふくらはぎから足先にかけてなのか、膝から下の外側半分だけなのか、お尻のほうから太ももにかけてなのか。
このようにしびれの症状も様々ですので、具体的にどこからどこまでの範囲なのかをご自身で確認しておきましょう。そして、よく見られる足のシビレを伴う原因は以下のようにたくさんありますので、一つ一つ説明いたします。
足のシビレの原因となる疾患とは?
足のシビレの原因として以下のように挙げられます。
・腰部脊柱管狭窄症
・坐骨神経痛
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰椎すべり症
・脳梗塞
・糖尿病性神経症
・バージャー病
・閉塞性動脈硬化症
腰部脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症の診断基準とは?
1、殿部から下肢の疼痛やしびれを有する
2、 殿部から下肢の疼痛やしびれは立位や歩行の持続によって出現あるいは増悪し,前屈や座位保持で軽快する
3、 歩行で増悪する腰痛は単独であれば除外する
4、MRIなどの画像で脊柱管や椎間孔の変性狭窄状態が確認され,臨床所見を説明できる
となっておりこれら4項目すべてを満たすことで「脊柱管狭窄症」と診断されることとなります。
常時、痛み・しびれがあるというものではなく、歩行距離によって悪化するもので歩くほどにお尻から足にかけてしびれが出てきて、歩くのが辛くなるほどになります。そしてすこししゃがむなど中腰で休むとシビレはなくなり軽快します。しかし、また同じほど歩くとしびれが出てきだし辛くなってしまいます。これを間欠性跛行と呼びます。
休みを入れると痛み・しびれは改善されるので最初は気にされずほっておく方もいらっしゃいますが、だんだん症状が悪化して歩行困難にまでなってしまうこともありますので注意して早めの受診が大事かと言えます。
坐骨神経痛
坐骨神経痛とは病名ではなく症状のことを言います。腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」がなんらかの理由によって圧迫・刺激されることで発症する痛み・しびれ症状のことを言います。 多くの場合は腰の痛みとともにお尻部分や大腿部ふとももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれるような痛みがあらわれます。
症状によって軽く治るものもあれば感覚がマヒしてしまうほどに重症化するものもあります。そしてシビレの範囲としては臀部から足のつま先までといったように広い範囲でしびれが出ることもあります。これが腰椎の圧迫によるもの、梨状筋の圧迫によるものと原因も様々ですので、この坐骨神経痛においてもできるだけ早めに対応して重症化を予防しておく必要があります。
腰椎椎間板ヘルニア
これも腰や臀部にかけて痛み・しびれを発症します。腰部脊柱管の椎骨と椎骨の間にありクッションの役割を果たしている椎間板が変性し、組織の一部が飛びだす状態をいい。この飛びでた椎間板が後ろの神経を圧迫し、腰や足に激しい痛みやしびれなどの症状を起こします。まず最初は腰痛から始まり少しずつ片側の足にシビレがでてきます。
腰椎すべり症
だるま落としのように連なる腰椎の骨が、文字通り前方へ滑り出してしまい、痛みやシビレ症状を引き起こすものです。 腰椎すべり症は、大きく背骨や椎間板などの変性によって起こる「変性すべり症」と、腰椎分離症に続発する「分離すべり症」とに分けられます。原因はそれぞれ異なっていますが、それぞれ出現する症状についてはあまり変わりがありません。
脳梗塞(一過性脳虚血発作)
片側の足先などのしびれは、脳梗塞の前兆の場合もあり一過性脳虚血発作とも呼ばれます。脳への血流が一時的に悪くなり、片方の手足のしびれやまひ、言語障害、運動障害といった脳梗塞のような症状が短時間で現れて消える状態のことをいいます。この場合、一過性脳虚血発作を起こした48時間以内に脳梗塞が発症することが多いので、厳重な注意が必要です。
糖尿病神経障害
糖尿病の合併症の一つです。中でも最も頻度が高い合併症で、手や足先に痛みやしびれが出ます。糖尿病患者さんで手や足に痛みやしびれるような痛みを感じた場合はこの糖尿病神経障害に伴うものであり注意が必要です。
バージャー病
手足の血管が閉塞し、手足の冷えやしびれ、痛みなどの症状があらわれる難病です。 発症の原因は現在も不明ですが、女性に比べ男性患者が圧倒的に多いのが特徴です。
閉塞性動脈硬化症
足部の血管の動脈硬化によって血管が細くなったり、つまったりして、血液が充分に流れにくくなる病気です。 それに伴って歩行時に足の痛み・しびれ・冷感を感じます。 さらに進行すると、安静時にも症状が現れます。
まとめ
上記のうち
・腰部脊柱管狭窄症
・坐骨神経痛
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰椎すべり症
については神経の圧迫からなる神経性の足のシビレとなります。これらも自分で特定することは非常に難しく、詳細のことを病院に受診して原因を判別する必要があります。判断を誤ると症状は悪化してしまう可能性もありますので注意が必要です。
手術適応も稀にありますが、ほとんどは保存療法で改善を図っていきます。そうなった場合は、当院のような整体院も腰痛改善のプロですのでお勧めいたします。
もし足のシビレで悩まれているのであれば、自分に合った改善方法・治療法を探している方はぜひ一度、当院にご相談いただけたらと思います。あなたの足のシビレの症状の原因から改善方法まで的確にお話しさせていただきます。
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