こんにちは!
松山市で腰痛を”根本”から改善するゆかい整体
院長の上杉光生です。
本日も腰痛についてお話しさせていただきます。
このブログを読まれているという事は
もしかしたら腰痛でお悩みの方かもしれません。
そんな腰痛ですが、
どんな時に腰の痛みが出ていますでしょうか?
・立っているときに痛い。
・座っているときに痛い。
・歩いているときに痛い。
・中腰のときに痛い。
と、いろいろありますが
腰痛で来られる患者さんの中には、
「寝ているときに痛い」と言われる方が多くいらっしゃいます。
寝ているときのどの姿勢で痛みが出ますか?と尋ねると、
多くの患者さんが仰向けの時に痛みが出ると言われます。
そして仰向けは腰が痛いので横向きになって、
背中を丸くする形で寝ると楽です。と言われます。
今回は、「なぜ仰向けで寝ると腰が痛くなるのか?」
その原因と対処方法をお話をさせていただきます。
あおむけで腰痛とはどんな状態?
仰向けに寝て腰痛が出るというのは
どういう現象が起きてしまっているのかと言いうと、
腰の部分が前に沿ってしまっている状態になります。
もともと脊柱は湾曲して連なっており、
上から首の骨の頸椎、胸部にある胸椎、
そしてお腰部分にある腰椎があります。
これら脊柱の自然な弯曲具合としては、
頚椎が約20度の前弯(前方凸型)、
胸椎が約20~40度の後弯(後方凸型)、
腰椎が約35~60度の前弯(前方凸型)とされています。

このように腰椎は
自然に前方凸型に前弯して連なっているわけですが
(前に反るような感じ)
しかし、あくまで約35~60度の範囲での前弯で
これを生理的弯曲といいます。
もともと腰椎にはこのような生理的な前弯があり、
仰向けに寝たとき
腰に手が入るぐらいの隙間があることからも分かりると思います。
しかしこの前弯を増強させてしまうと痛みを誘発してしまいます。
話は戻って、
仰向けに寝ていて腰が痛いというのは
腰椎の部分が前に沿ってしまっている状態であるからと言いました。
その前弯具合が
生理的弯曲を超えてしまっているということなんですね。
仰向けになって腰が痛い時というのは、
お腰がどの様な状態になっているのかはこれでわかったと思います。
腰椎の前弯を生じさせる2つのパターンとは?
では、なぜ腰椎の過度の前弯が生じてしまっているのか、
その原因について考えてみたいと思います。
原因は大きく2パターンに分けられると思います。
・環境的要因
・身体的要因
この二つに分けて考えます。
腰椎の前弯を生じさせる環境的要因とは?
まず一つ目の環境的要因というのは
寝ているときの環境のことを言います。
例えば、ベッドで柔らかいマットレスに仰向けで寝ると
お尻部分が沈みこんでしまい
腰椎の前弯が増強し腰痛の原因になるといった具合です。
この場合は、
柔らかいマットレスをなるべく硬いものに交換していただく。
もしくはマットレスの上に
ござ(茣蓙、蓙:いわゆる、い草のシーツ)を敷いて
腰が沈み込んでしまうのを防ぐと良いかと思います。
柔らかいマットレスをのけてしまう。
ベッドではなく床に布団を敷いて寝る
などでもよいかと思います。
またひざ下にクッションなどを敷いて
かるく膝を曲げた状態にすると
腰椎の前半が減少して楽になります。
腰椎の前弯を生じさせる身体的要因とは?
もう一つの身体的要因については、
腰椎を前弯させる身体的な原因を言います。
例えば、当院でよく見受けられるのが
大腰筋や腹斜筋の硬さで
骨盤が前傾させられているケースです。
骨盤の前傾=腰椎の前弯につながるので、
それがひどくなるほどに腰椎の前弯が増強して
腰痛の原因になってしまいます。

当院では、
この大腰筋や腹斜筋の硬さにおいては
テーピングで緩めることができますので
その場で、仰向けで寝ることに対しての痛みは
改善させることができます。
身体的要因の例えで、
大腰筋と腹斜筋を挙げさせていただきましたが、
多くの方はこの大腰筋と腹斜筋のパターンです。
しかし、これだけとは言えません。
他にも、頸椎と腰椎部分は対極に密接な関係があり
腰痛として症状が出ているけども
原因が頸椎部分にあることもあります。
それが頸椎の前弯増強によるものだったり。
などなど、
その人それぞれに原因も異なってきますので、
ひとくくりにこれと言えないのが身体的要因です。
とりあえず、
よくあるのが大腰筋・腹斜筋の短縮、硬さを挙げさせていただきました。
もしこの大腰筋や腹斜筋を緩めるためには
どのようなことをすればよいかという事については、
おいおいお話しさせていただけたらと思います。
もしかしたら動画でお話しするかもしれませんので
チャンネル登録のほうも宜しくお願い致します。
今回は、
「仰向けで寝ると腰が痛いのはなぜ?」についてお話しさせていただきました。
本日も最後までブログを読んでいただき
本当にありがとうございました。
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