野球をしている学生の腰痛症例です。
この方は2025年1月頃に一度来院されており、そのときのお悩みは尾てい骨周辺の痛みでした。
初回施術後は調子が良かったとのことで、今回は約1年半ぶりの来院でした。
今回のお悩みは、腰の中央より少し右側に続いている痛みです。野球では、投球やバッティングの際にも腰に痛みが出ていました。
プロフィール
- 学生
- スポーツ:野球
- 2025年1月頃に初回来院
- 今回は約1年半ぶりの再来
- 主な悩み:投球・バッティング時の腰痛
来院時のお悩み
本人からは、腰の中央より少し右側に痛みが続いているとの訴えがありました。
日常生活だけでなく、野球の投球やバッティングといった競技動作でも腰に痛みが出ていました。
また、本人・ご家族からは、以前から第5腰椎の分離症があると伺っています。
病院でMRI検査を受けた経緯
今回の腰痛について、ご家族は新たな腰椎分離症などを心配し、医療機関でMRI検査を受けたとのことでした。
ご家族から伺った内容では、新たな骨の異常や椎間板ヘルニアはみられなかったと説明を受けたとのことです。
画像検査は、骨や椎間板など身体の内部の状態を確認するうえで大切な検査です。
一方で、実際にどの動作で痛みが出るのか、身体の使い方に左右差があるのかなどは、画像検査とは別に身体を動かしながら確認する必要があります。
投球・バッティングで腰が痛む状態
今回のように、画像検査で大きな異常を指摘されていなくても、スポーツ動作では痛みが出ることがあります。
野球では、投球やバッティングの際に、腰だけでなく骨盤や股関節なども連動して動きます。
そのため、「腰が痛いから腰だけを確認する」のではなく、実際の身体の状態や動きも含めて確認しました。
ゆかい整体で確認したこと
身体を確認すると、骨盤周辺に左右差がみられました。
また、腰や骨盤周辺の動きとの関係をみながら、仙腸関節・PSIS周辺、大腰筋なども確認しました。
ただし、仙腸関節や大腰筋が今回の腰痛の原因だったと一つに決めつけるものではありません。
今回確認できた身体の状態と、投球・バッティングで痛みが出るという情報を合わせながら、どの部分を詳しくみる必要があるのかを考えていきました。
身体の状態に合わせて施術
確認した身体の状態をもとに、骨盤周辺や腰・股関節の動きに関係する部分をみながら施術を行いました。
症状名だけで施術場所を決めるのではなく、来院時の身体の状態や左右差、痛みが出る動作を参考にしながら、その方に必要な部分を確認しています。
施術後に同じ動きを再確認
施術後には、来院時に腰痛が出ていた動きをもう一度確認しました。
その場での再確認では、本人から「腰の痛みを感じない」との言葉がありました。
これは、今回の施術後に同じ動作を確認した際の本人の反応です。
腰椎分離症や椎間板などの状態そのものが変化したという意味ではなく、一度の施術で腰痛が治ったことを示すものでもありません。
MRIの結果だけでなく、実際の動きも確認する理由
「MRIでは大きな異常を指摘されなかったのに、どうして野球をすると腰が痛いのだろう」と不安になる学生や保護者の方もいると思います。
画像検査と、実際の身体の動きを確認することは、それぞれ役割が異なります。
画像検査で身体の内部の状態を確認することはとても大切です。
それと同時に、投球・バッティングなど、実際に痛みが出る動作を確認し、骨盤や股関節など身体全体の使い方をみていくことも大切だと考えています。
今回も、MRI検査の結果を否定するのではなく、病院で受けた説明も参考にしながら、現在の身体の状態を確認していきました。
野球で腰痛に悩んでいる学生・保護者の方へ
野球では、投球・バッティング・守備・走塁など、腰や骨盤、股関節を繰り返し使う動作が多くあります。
同じ「腰痛」でも、どの動作で痛むのか、どこに痛みを感じるのか、身体の状態は一人ひとり異なります。
また、過去に腰椎分離症などを指摘されている場合や、痛みが強くなっている場合には、医療機関での検査や診察が大切です。
そのうえで、「病院では大きな異常を指摘されなかったけれど、野球をするとまだ腰が痛い」という場合には、実際の身体の動きや状態を確認することも一つの方法です。
関連ページ
腰痛について詳しくはこちらをご覧ください。
学生スポーツやスポーツ時の身体のお悩みについてはこちらです。
ご予約・お問い合わせ
当院は完全予約制です。「自分の場合でも相談できるかな」という方も、お気軽にお問い合わせください。ご紹介の方はその旨、ご一報ください。
症状や身体の状態によっては、整体よりも先に医療機関への受診をおすすめする場合があります。
※広告掲載・イベント・その他の営業・勧誘のお電話は固くお断りさせていただきます。

