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こんにちは!
愛媛県松山市のゆかい整体院長の上杉耕生です。
【椎間板ヘルニアになったら手術しないと治らないと思っていませんか?】
「椎間板ヘルニアで手術を勧められてしまったのだけど、手術はイヤ。なんとか手術をしないで改善する方法はないのかな?」
このように椎間板ヘルニアで悩まれている方はいませんか?
今回は、この椎間板ヘルニアになっても手術をしないで改善する方法をお話しさせていただけたらと思います。
椎間板ヘルニア ←手術しないと治らないっていうのは過去の話
腰痛に悩む日本人は非常に多くて、実に10人に1人といわれています。そんな中でも約1割の方はこの腰椎の椎間板ヘルニアを発症されていると言われています。
以前であれば手術をして飛び出た箇所を摘出しないと治らないと言われていたのですが、現在はよほどの重症でない限りは手術をしなくてもよくなってきています。
実際に腰椎椎間板ヘルニアと診断されて、実際に手術適応になるのは2割ほどとなっています。
しかし、症状が重く手術をしないといけないといった症例でも、実は自然治癒しているとのケースも明らかになってきました。
というのは最近の研究で、腰椎椎間板ヘルニアが自然に縮小する割合およびその時期を明確にした報告はないが,2〜3ヵ月で著明に縮小するヘルニアも少なくないとのことで、
つまりは椎間板ヘルニアの多くは2〜3ヶ月経過すると自然に消失、縮小する
ということが明らかになってきたのです。
椎間板ヘルニアは 自然に治癒する可能性がある疾患です
上記の通り、基本的には自然に治癒する可能性がある疾患です。この治癒というのは痛みなどの症状が消失するという意味です。
先にヘルニアについて状態を言いますと、腰椎などの脊椎の骨と骨の間に椎間板と言うゴムのようなものが挟まっていて緩衝材のような役割をしています。そしてこの椎間板の真ん中には髄核と言う黒いものがあるわけですがこの髄核あるいは椎間板が飛び出て神経を圧迫して痛み・痺れを引き起こしています。
そこで先ほどの自然治癒というのは、飛び出た椎間板・髄核が縮小もしくは消失することがわかってきたのです。したがって椎間板ヘルニアと診断された場合でも、治癒能力により飛び出てしまった椎間板・髄核が吸収され縮小し、症状が改善して自然に治癒される可能性があるのです。
もっと詳細にいうと、椎間板から飛び出た髄核が後縦靭帯を突き破ってしまったり、あるいは髄核が椎間板から遊離してしまうほどになると、免疫作用として白血球のひとつマクロファージ(大食細胞) がそれらを異物、外敵とみなして食べてしまいます。
このようなことは何年も前から言われてきていることなのですが、それでも椎間板ヘルニアと診断されたら手術を勧める病院はたくさんあるのが現状です。
たしかに、手術適応の椎間板ヘルニアもあるのはありますが、割合的にはほんのわずかです。
しかし手術を勧められて切らなくてよいものを切ってしまうそんな患者さんがあとを絶ちません。
自然になくなるはずが、なぜ痛みは改善しない人がいるの?
上記で言いました通り 椎間板ヘルニアの多くは2〜3ヶ月経過すると自然に消失、縮小します。
もし、それが本当なら手術をしないでそのままにしていれば、自然に改善していくはず。
しかし良くならないから悩んでいるわけで。じゃあ、なぜ改善していかない人が多いのでしょうか?
まず、痛みの原因を、椎間板ヘルニア症状の飛び出た椎間板あるいは髄核を犯人ととらえ、そこがなくなれば解消されると誤解されているのではないでしょうか?
痛みを引き起こしている直接の原因は確かに飛び出た椎間板かもしれません。でも、手術をしてその飛び出た椎間板や髄核を取り除いても再発する方がおおくいらっしゃるのはなぜでしょうか?
まず、痛みを引き起こしている椎間板が飛び出た現象を考えてほしいのです。
なぜ、椎間板や髄核が飛び出てしまうに至ったのか?
椎間板が飛び出たのは結果です。
では結果を生じる原因になっているのは何なのかを突き止めなければ、同じことを繰り返すばかりです。
椎間板が飛び出るという事は椎間板に何かしらの圧力が加わっている可能性が大きいです。
その圧力は腰椎がかけているのですが、腰椎が椎間板に過度に変な方向に圧力をくわえたから椎間板が外に飛び出るといった「結果」に至ったというわけです。
では、その圧力がいつ加わっているのかと言うと、普段の生活動作の中です。
何気ない座っている姿勢や何か作業をしているときの前傾姿勢や、重いものを持ち運ぶときの動作など、普段行われている動作や姿勢と言ったことが原因であることが多いです。
したがって、これら原因になっているであろう日常生活の姿勢や動作を改めない限りは、
手術をして取り除いたとしても、変に圧力が加わり続けているのですから再度、椎間板が飛び出てきたり痛みを再発してしまうことになってしまいます。
なので、あなたのその痛みが改善しないのは手術がうまくいかなかったわけでもなく、症状が進行しているのでもなく、原因が変わらず継続してあなたの身体に働いているからになります。
椎間板ヘルニアを改善させる方法とは?
では、どのようにすれば椎間板ヘルニアを改善させることができるか。
まず、椎間板ヘルニアが起こりやすいのは腰椎の前弯を減少させる姿勢、つまりは骨盤を後ろに倒したような姿勢、背中がまるまった姿勢で身体が硬くなったときにおこりやすくなります。
その姿勢で身体が固まった時に腰椎は必要以上に動いてしまい、さらにヘルニアへと進んでしまいます。
そうならないように、まずは骨盤を後ろに倒している原因を見つけます。
股関節周りの筋肉を緩めましょう。
それが骨盤周りの筋肉、股関節周辺の硬さであったりします。
したがって、この骨盤周り・股関節周りの筋肉を緩めていくことが必要になるわけですが、数ある運動の中の一つをご紹介いたします。
ひとつは股関節の筋肉、大殿筋・中殿筋ですが、いわゆるお尻の筋肉になります。この筋肉が硬くなってしまうと座っていても骨盤が後ろに引っ張られてしまい背中が丸くなった姿勢になりやすくなってしまいます。
この大殿筋中殿筋を含めた股関節をやわらかくする運動が下のの動画 ↓ にある運動になりますのでぜひ参考にして頂けたらと思います。
背中や腹部の深層の筋肉をゆるめながら椎間板に陰圧をかける
背中を丸くしがちな身体のクセを変えていくために、腹部・背中の筋肉を動かしていき、かつ背中を反らす運動には後方に出ていきがちな椎間板の動きを引っ込める陰圧がかかりますので元に戻していくのに効果的です。
まれに飛び出してしまっている椎間板には陰圧をかけようとしても飛び出ていて挟んでしまい痛みが増強する場合もありますので、痛みが出ない範囲で確認しながらやりましょう。
それが↓の運動になります。
カラダの状態を見ていただき徒手療法で改善させていく
これらの運動は一部にすぎません。もしかしたら原因が異なっていたり、アプローチ方法が誤っている場合もありますから、そういった場合には専門の先生に診ていただいて手術を回避できる方法を指導してもらうのが良いと思います。
椎間板ヘルニアを改善させたいそんなあなたに
整体院 施術超楽では、愛媛県下の椎間板ヘルニアの症状に悩まされている患者さんが多く来院されています。
それでも県内はもとより県外においてもまだまだ多くの椎間板ヘルニアで悩んでいる患者さんがおられます。
- 痛み止めの薬や注射を打っているが改善しない。
- 牽引をするが改善しない。
- 湿布を貼っても効果なし。
- 手術をするように言われたが悩んでいる。
- 家事や仕事が手につかない。
こうした悩みを持つ椎間板ヘルニアの患者さんがたくさんいます。
私は本気で悩みを解決してもらいたいと思っています。
もし、あなたが今抱えている辛い悩みを本気で解決したい!とお考えでしたら
ゆかい整体 にお越しください。
必ずあなたの力になります。
「腰が痛いので病院の先生に診てもらったら、腰椎の椎間板ヘルニアと診断されてしまった。これって手術しないと良くならないのかな?」