大学で剣道をしている19歳女性の症例です。
今回一番のお悩みは、左のふくらはぎからアキレス腱周辺、第5中足骨基部付近にかけての痛みでした。
剣道の動作では、右足で踏み込む際に後方の左足で床を蹴り出すと痛みが出ていました。
プロフィール
- 19歳女性・大学生
- 剣道を週3回程度
- 紹介で初回来院
- 11月に大会を予定
- 主な悩み:左下腿〜アキレス腱周辺、第5中足骨基部付近の痛み
- 首・肩の凝りもあり
どのような動作で痛みが出ていたのか
剣道では右足で前方へ踏み込み、その際に後方にある左足で床を蹴り出します。
今回、この左足で床を蹴り出すときに、左のふくらはぎからアキレス腱周辺に痛みを感じていました。
また、立った状態で踵を上げる「つま先立ち」でも痛みが再現されました。
スポーツ時の痛みでは、痛む場所だけでなく「どの動作の、どのタイミングで痛みが出るのか」を確認することが大切です。
まず左下腿の状態を確認
最初に、痛みを感じている左下腿周辺を確認し、身体の状態に合わせて施術を行いました。
施術後、来院時に痛みが出ていた動作をもう一度行ってもらいました。
すると、本人からは「痛みを感じなくなった」との反応がありました。
しかし、ゆかい整体では痛みが変化したからといって、そこで確認を終えるわけではありません。
痛みのある場所だけでなく全身を確認
さらに身体全体を確認すると、左の臀筋群に著明な硬さがみられました。
軽く押さえただけでも痛みを感じる状態でした。
剣道では、後方の左脚で床を蹴る力が必要になります。
そのため今回の身体の状態から、左臀筋群の硬さや働きにくさによって下腿に代償的な負担がかかり、左足で床を蹴り出す際の痛みに関連していた可能性を考えました。
臀部が原因だったと一つに決めつけるのではなく、実際の競技動作と身体の状態を合わせて確認しています。
臀部へのテーピング後に再度動きを確認
左の中臀筋・大臀筋・大腿筋膜張筋などに、身体の状態に合わせてテーピングを行いました。
その後、もう一度動きを確認すると、本人からは「さらに動きが軽く感じる」との反応がありました。
施術では、どこに何をしたかだけでなく、その後に同じ動作を行い、本人がどのように感じるのかを確認することを大切にしています。

「アキレス腱周辺が痛い=アキレス腱だけ」とは限りません
今回、痛みを感じていたのは左のふくらはぎからアキレス腱周辺でした。
実際に下腿への施術後には、痛みが出ていた動作で本人は痛みを感じなくなりました。
しかし、そこで終わらず全身を確認すると、左臀筋群に著明な硬さがみられました。
痛みを感じている場所はもちろん大切ですが、「なぜその場所に負担が集中しているのか」を考えるためには、股関節や臀部、足部など、離れた部分も確認する必要があります。
ゆかい整体では、痛む場所だけを見るのではなく、実際の動作と身体全体の状態を確認しながら、その方に必要な施術を考えていきます。
今後確認していくこと
次回来院時には、実際の剣道練習での状態も確認していきます。
左足で床を蹴り出したときの痛み、つま先立ちでの状態、練習後や翌日の状態、左臀部の硬さなどを確認し、11月の大会に向けて身体の状態をみていく予定です。
今回の施術直後の反応だけで判断せず、実際の競技を行ったあとの状態を確認することも大切です。
院長コメント
スポーツで痛みが出ている場合、痛む場所だけを施術して症状が変化することもあります。
しかし、それだけで「原因が分かった」とは限りません。
今回も、左下腿への施術後には痛みが出ていた動作で変化がみられましたが、さらに全身を確認すると左臀筋群に著明な硬さがありました。
剣道特有の踏み込みや蹴り出し動作も考えながら、なぜ左下腿へ負担がかかっていたのかを考えていくことが重要だと考えています。
ゆかい整体では、痛い場所だけではなく、身体全体を確認しながら一人ひとりの状態に合わせて施術を行っています。
スポーツによる脚の痛みでお悩みの方へ
走る、踏み込む、蹴り出す、ジャンプするなど、スポーツではさまざまな動作が繰り返されます。
同じアキレス腱周辺やふくらはぎの痛みでも、競技や痛みが出る動作、身体の使い方によって確認するポイントは異なります。
松山市周辺で、スポーツ中の下腿・足首・アキレス腱周辺の痛みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
ご予約・お問い合わせ
当院は完全予約制です。「自分の場合でも相談できるかな」という方も、お気軽にお問い合わせください。ご紹介の方はその旨、ご一報ください。
症状や身体の状態によっては、整体よりも先に医療機関への受診をおすすめする場合があります。
※広告掲載・イベント・その他の営業・勧誘のお電話は固くお断りさせていただきます。
