オスグッドとは?

小学生の高学年から中学生にかけてスポーツをやっている子供さんに以下のような訴えがあったら。

  • 運動をしていると膝が痛くなってくる。でも休むと楽になる。
  • 膝のお皿のちょうど真下にある骨の出っ張りが、より出っ張ってきた。
  • 膝のお皿の真下のところが腫れてきた。

それは成長期の子供に多い「オスグッド病」かもしれません。

勘違いされやすいのは子供の膝の痛みということで、
成長痛と間違われ、そのまま放置されることがあります。

しかし、このオスグッド病はあくまでもスポーツによって引き起こされた障害であるため、
そのまま膝の痛みもしくは腫れをほっておくことは
より悪化させるリスクが増えてしまいます。

もし悪化してしまうと運動を休まないといけなくなったり
外科的な治療が必要になる場合もあります。

対応の仕方によって予後が異なってくるので
早めに適切な処置が必要な疾患だといえます。

オスグッド病とは?

オスグッド病とは?

オスグッド病とは、太ももの前面にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が、
成長途中である膝のお皿の下にある脛骨粗面(けいこつそめん)を引っ張り
軟骨を剥離させてしまう、そして痛みや腫れが起こってしまう疾患です。

大腿四頭筋が膝のお皿に付いているのがわかります。

オスグッド病の症状とは?

上記の絵のように、
脛骨粗面に付く膝蓋靱帯の下側にある脛骨結節の軟骨が剥離している
もしくは剥離しかかっている状態で、

オスグッド病の症状は、この脛骨粗面上あたりに現れます。

症状としては

  1. 膝のお皿の下あたり痛みが出る・熱感を生じる・腫れる。
  2. 脛骨粗面が出っ張ってくる。
  3. 運動をするで痛みが増し、休むと症状は治まる。

このような症状に加えて、

病院でのレントゲン・MRIの検査所見で脛骨粗面に剥離がみられたり、
骨の剥離が見られたらオスグッド病と診断されます。

どの様なケースで起こりやすい?

オスグッド病が起こりやすいのは

スポーツを頑張る10歳~15歳くらい(小中学生)の
成長期の男の子に発症するケースが多いようです。

特にジャンプをすることが多いバスケットボールやバレーボール、
ダッシュや蹴る動作が多いサッカー・野球などの競技を行っている子供に起こりやすいです。

バスケなどの跳躍の多い競技にオスグッド病は発症しやすい?

オスグッド病の原因とは

成長期過程にある子供さんの足の骨は、
柔らかい骨から硬い骨に移り変わろうとしている中、

スポーツで頻繁に膝の屈伸運動がおこなわれることで
太ももの前面の大腿四頭筋に強い伸縮運動が行われます。

この大腿四頭筋は膝のお皿につき、
そしてお皿の下から脛骨粗面に付いている脛骨結節は強く引っ張られてしまいます。

これを高頻度に繰り返されることで
成長期の骨や軟骨の一部が剥がれるようになり、痛み・熱感・腫れが生じるようになります。

当院独自のオスグッド病の治療方法とは?

オスグッドの場合、膝蓋骨のお皿の下にある膝蓋腱が
脛骨結節からはがれかけたり炎症を起こしているときの痛みですので

ここをオスグッド用にテーピングを行うことで
痛みは改善されます。

下の写真のように
当院は畑中式メディカルテーピングでの
オスグッド病専用のオスグッドテープを貼っていきます。

畑中式メディカルテーピングでのオスグッドテープ

膝をぐるぐる巻きにテープを巻かれて締め付けたり
固定バンドを膝に巻いて固定をするようなことは

決していたしません。
なぜなら、締め付けたり膝を固定することで
筋肉がやせ衰えてしまうからです。

オスグッドにぐるぐる巻きはダメ

なおかつ、
よく、しばらく運動禁止・絶対安静と言われていますが
安静にしていれば、さらに筋肉は使われなくなってしまいますので
さらにさらにやせ細ってしまいます。

その上、安静して運動しなかった膝で数週間後、

痛みは改善したからといって固定バンド、
もしくはぐるぐる巻きの締め付けテーピングをはがしたらどうなるかというと

筋肉はやせ細ってしまっているので
発症前のようなパフォーマンスはむずかしくなっています。

痛みが改善した後、後退した筋力を取り戻すための、
むしろマイナスからの再スタートになってしまいます。

オスグッドの治療一つで痛みの改善だけでなく

復帰後のスタート地点も大きく後れを取るか
素早く復帰できるか大きく変わってしまいますので

オスグッドに対する処方も誤らないようにしないといけません。

当院の場合、オスグッドには固定バンドは使用しません。
ぐるぐる巻きの締め付けるテーピングはしません。

畑中式メディカルテーピングでは
テーピング直後から痛みは改善しますので、

ほとんどの場合、その場で運動が可能になっています。

畑中式メディカルテーピングでのオスグッドテープ
畑中式メディカルテーピングでのオスグッドテープ
畑中式メディカルテーピングでのオスグッドテープ

ただ、痛みが取るだけではなく

スポーツをしている成長期の子供だから
オスグッドになったのだろうと済ませるのではなく

なぜそうなってしまったのか、

大腿四頭筋を過剰に働かせてしまう
体の動かし方のクセまで見ていきます。

その大腿四頭筋が過剰に働かせてしまうクセが

もしかすると
ふくらはぎの硬さから由来するものかもしれません。

はたまた、身体の他のところからきているかもしれませんので
そういった全身状態も見ていき

過度な大腿四頭筋への負荷がかかってしまわないような
体の使い方ができるように指導していきます。

そこまで当院は行っています。

今回は、オスグッド病とはについて
お話しさせていただきました。

本日も最後までブログを読んでいただき

本当にありがとうございました。

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